コミュニケーション

土、日と南山大学の人間関係研究センターのコミュニケーション講座を受けにいっていました。

いろいろ面白かったのですが、特に話をきいてそれを聞き手が確認し、話し手がOKして、次は確認した人が話し手になるというオーソドックスな聞く実習が大変楽しかったです。 特に若い中学校の先生とペアになり、彼の学校が取り組む協同学習の話をきいた時、話…

<事例>あなたは、前の会議で、あなた部下であるBさんに10日までにこの業務をしてくださいとお願いし、Bさんも引き受けました。しかし、10日をすぎても、その結果がどうなったのか報告がなく、あなたはとても心配しています。あなたは、Bさんにどのようにアプローチしますか?

こうしたとき、下記の1,2の伝え方では、知恵と力をあわせる場はできません!!パターン1 受け身の伝え方 「・・・・。」=感じていること、考えていること・意見や気持ちを伝えない ・自分の意見や気持ちを言うと押し付けになる??=嫌われるかも?? ・嫌…

前からの続きです。

●(1)(2)ができてくると、メンバーはこのリーダーにならある程度の課題や、悩み事を話してもいいと思い、相談してくることも増えると思います。その際にリーダーに求められるのは、相手が本当に言いたいことをとらえることです。●データによると、リー…

前に書いた原稿の続きです。

(2)自分からメンバーに心を開く(メンバーを基本的に信頼する) ●すべて<場>に入る時には、誰にでもその<場>は安心でき自分を受け入れ てくれるのか、本音を言ってもよいのかという心配が生じます。これは1対1 の<場>においても同様と考えられます…

先日、チーム経営研究所では個人情報漏洩を起こしてしましました。

それはお客さんにファシラボへの参加を呼びかけるメールを、BCCですべきところ、CCで送ってしまうことから生じました。 本当に些細なミスですが、お客さんのメールアドレスが全部わかってしまいという大変な結果を引き起こしてしまいました。幸い、受信…

いま、ある大手旅行代理店と会議と旅行を組み合わせた商品開発を共同で行っているのですが、そのパンフレットが出来上がってきました。

さすがにプロが作ったものは素晴らしく、自分が原案を作っていても、ほとんど別モノのように思えます。「知ってもらう」を大事にしたとき、こうしたコミュニケーションツールをきちんと整えるのは重要だなと改めて感じました。

昨日も上記のトレーニングに行ってきました。

昨日印象に残ったのは「NO!」の意味についてです。 「断る」ということには、相手を傷つけるのでは、自分の評価が下げるのではという懸念がつきまといます。しかし、言われるままに相手に合わせていては、最後は自分がパンクし、爆発したり、約束したことが…

今日は、NPOアサーティブジャパンが開催している「アサーティブ・トレーニング」に参加者として学びに行っていました。

アサーティブは、自己主張トレーニングと言われ、女性解放運動などで用いられてきたせいか、組織運営とは縁遠いイメージがあります。しかし、実際にはこれは「相手を見下したり、見上げずに」「伝えたいことを」「伝わるように」伝えるという考え方なので、…

昨日は、チーム経営研究所のチーム経営研究会がありました。テーマは「コンセンサス(合意形成)実習で気づく自己のコミュニケーション」です。

(チーム経営研究会について http://teamkeiei.com/modules/tinyd4/index.php?id=2) 意志決定は経営における重要な課題ですが、特にメンバーのコミットメントを高め、問題を創造的に価値決するには、「コンセンサス」が重要になります。これは全員が賛成と…

昨日は事務所で先週行ったチーム経営研究会「I メッセージは愛メッセージ」のふりかえりを行いました。

研究会の中で、 ・I メッセージはとても強く聞こえる ・日本人にはWeメッセージが多い ・私たちは我慢して黙っているところから「〜せよ」というYouメッセージに移行しやすい などの議論が行われました。 これについて考えていたのですが、コミュニケーショ…

昨日は10名の参加者が集まり、「I メッセージ」について学ぶチーム経営研究会を開きました。

最初に「YOU メッセージ」、「I メッセージ」の違いが広瀬さんから説明されました。1、「YOU メッセージ」 =「あなたが・・・しなさい」という行動を変えろというメッセージ。 相手に考える隙を与えず、YesかNoで答えを求める。従来の経営組織でよくつかわ…

今日は、チーム経営研究会の日です。広瀬さんがファシリテーターとなり下記の学びを行います。楽しみです。

6月チーム経営研究会へのお誘い 〜チエとチカラをあわせ、人と組織を生かすために〜 ┏┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃┃部下やメンバーの自主性・創造性を伸ばす「伝える技術」 ┃┃ ┃┃ 「I メッセージは愛メッセージ」 6月7日(木)19:00〜 ┗┻━━━━━━━━━━━━━━━━━…

昨日の続きですが、この業界では、現場の配車係のリーダーが、経営者、顧客、従業員の利害を調整するスーパーマン的役割を背負っています。

スーパーマンとしての現場リーダー ・顧客、経営者、従業員みんなの要求をつかみ ・経営全体を考慮した適切な判断を瞬時に下し、 ・利害を調整できるリーダー (人間性、経営全体を見る力、判断力、交渉力、コミュニケーション力・・) こうしたリーダーに必…

昨日は、7人でこじんまりと上司の立場で相談を受ける際に、部下との信頼を築くコミュニケーションについて考える会を持ちました。

実際に、自己開示、傾聴、フィードバックなどの練習をしながら、最後に上司役、部下役、観察者にわかれ、ロールプレイをしました。なかなかすぐにはできないのですが、このロールプレイの中から、自分のくせなどに気付かれていったようです。 コミュニケーシ…

明日はチーム経営研究会の特別編で、相談・報告を受ける上司の立場で、信頼関係を築くためのコミュニケーションについて考えます。

コミュニケーションは、まさに奥深く、私たちの全人格に関わる問題なので、講座というより勉強会というインフォーマルな場がふさわしいのでしょう。いずれにしろ、話し手と聞き手に横たわる大きな断絶を乗り越えるために、私たちはコミュニケーションについ…

 ずっとコミュニケーションの5つの要素についてのまとめをしてきましたが、その作業が終了しました。

しかし、こうした作業をしていると、本当にコミュニケーションの難しさがわかります。コミュニケーションはcommunico=一つにする、共有するという意味から生じてきたらしいのですが、私たちの間には、まさにその共有を阻む断崖絶壁が横たわっているような気…

私たちの自己概念には、「理想の自己(ありたい自分)」と「現実の自己(現実に動いている自分」の2つがありますが、この間にズレがあるケースは多いし、それが普通といっていいと思います。

もちろん、上記2つが一致している部分は、自分でも満足できるし、上記2つの不一致が大きいと、「こうしたいのにできない」という悩み、問題発生が発生し、ひどい時には自信喪失、不全感につながります。<ギャップを埋める2つの方法> このギャップを埋める…

いま平木先生の本のまとめを読み返して、コミュニケーションについて改めて考えています。

私たちのコミュニケーションは、大変難しいものです。あることを人に伝えようとしても、伝えたことは相手の受け取り方で変わることがあります。 こちらが善意で伝えても、相手は悪意で受け取ることがあるのです。つまり言葉を意味づける準拠枠は人によって異…

昨日は、チーム経営研究会で傾聴をお題に体験学習をしました。

私たちは、普段何げなくコミュニケーションしていますが、実は自分の枠組みの中で相手の話を勝手に解釈してしまっていることが多いものです。 聴くとは相手の枠組みに思いを致し、相手のことを本当に知ろうと言う思いをもってきくことだと考えられます。 こ…

 昨日は家庭内で、大きな葛藤が起きました。中2になる息子と妻が、息子の勉強の計画を一緒に立てていたのですが、やり取りの中で息子が妻に「ババア」とののしったのです。

これは全く許されない出来事ですが、こうした妻と息子のやり取りは、初めてではないようで、いつも何かけんかが起き、最終的に2人とも、いやな思いが残る結末を向けるパターンがあるようなのです。 ちょうどTA(交流分析)を学んだばかりだったので、TA…

今日は午前中、チーム経営のためのチェンジ・リーダーの対人関係講座の構想を練っていました。チーム経営実現のためには、リーダーに場づくりができる対人関係スキルが必要です。

今後、具体的な講座の内容を練って行きたいと思います。以下ご参考までに概要を書いておきますね。これから事務所です。1、目的 智恵とチカラをあわせる「場づくり」のための対人関係(コミュニケーション)スキルの促進〜信頼の基盤を築くコミュニケーショ…

 フィードバックには、いくつかの種類があります。部下やメンバーにフィードバックを行うときは、この内のどのフィードバックを使っているかを意識している必要があります。

1、事実のフィードバック(記述的・中立的) 「私の観察するところでは、あなたは○○です。」 「今、あなたは○○とおっしゃいましたね」2、想像のフィードバック 「私には、あなたが機嫌が悪いように見えます」 「私が想像するところでは、○○さんは、・・・…

 対人関係において、自分が他のメンバーの言動に対し、感じたこと、思ったことを伝える(自己開示する)ことをフィードバックと言います。今、このフィードバックとチーム経営の関係を集中して考えています。

1、フィードバックの効果 (1)自己の発見と成長 私が他の人の言動について、思ったことを伝えることで、他の人は自分のクセや言動の影響について正確に把握できます。これはまさに「自分を知る」ということに他なりません。こうしたフィードバックをきち…

 シャインによると、フィードバックには以下の注意が必要とされます。

①受け手と与え手に、達成しようとする目標が合意されていること。 フィードバックは、達成目標に受け手が到達しているかどうかについて示唆を与えるものでなければなりません。このケースでは、グループの有効性という目標が教諭されていなければ、単なる批…

あの「EQ」の著者であるダニエル・ゴールマンが書いた「ビジネスEQ」に、「スター業績達成者は自分をよく知っている」というメロン大学の研究者の言葉が出てきます。

これには2つの側面があると思います。一つは自分についてよく知ると、自分のできないことは他者と協働してこなそうとするでしょう。これは課題解決には極めて重要です。第二に、他の人から自分への「フィードバック」をきちんと受け取り、言動を修正していく…

<昨日に続く>

この際、もし、このメンバーが勇気を出して、今まで隠してきた、自分の感じていることを、他者に伝えたとしましょう。これは、伝える側の自己開示と呼ばれます。 一方、伝えられた側は、フィードバックを受けたという言い方をします。これは、自分の気がつい…

深いコミュニケーションを理解するには、ジョーゼフ・ラフトとハリー・インガムが提唱した、対人関係における図解式モデル<ジョハリの窓>が役に立ちます。

この図式によると私たちには、「私にも他人にもわかっている「私」=開かれた自己」、「私にわかっていないが、他人にはわかる「私」=見えない自己」、「私にはわかっているが、他人には隠している「私」=「隠された自己」、「私にも、他人にもわからない…

 私は、いまYMCA国際専門学校の組織運営アドバイザーをしているとともに、頼まれて表現コミュニケーション学科の講師もしています。

http://www.osk-ymca-intl.ed.jp/hc/ そこでは「みんなで協力して、人と組織と社会を活かすビジネスプラン」を立てることを目標に授業を行っています。この学校は多様な不登校層を受け容れるというミッションを持っており、生徒同士でも子どもたちも知らない…

 今日は、今度研修を行う会社の、会議をオブザーブしてきました。この中でも思ったし、私自身よくやるのが、言い出したことを最後まで言わなかったり(本当に言いたいことを言わなかったり)、相手に伝えるのでなく、場に投げるように発言するケースです。

これはもちろん相手には正確に伝わらないし、それだけに相手と信頼関係を結ぶことは難しくなります。しかし、やはり遠慮があるのでしょうか、私たちの会議や対人関係では頻繁に見られる光景だと思います。 こうした時には次の作業をしてから発言すると、よい…

 今日は、「信頼関係を築くコミュニケーション」というお題で、ビジネスの相談・面接場面を意識し、相互学習による研究会を開きました。

過去数ヶ月、スマイルの長尾先生のところで学んできた対人関係スキルを集大成し、信頼関係を築くコミュニケーションのポイントとして「自分から自己開示する」というものがあります。対人関係では、 ・相手はどんな人なのか(自分を受け容れてくれるのか) …