2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧

最近、ビジネスモデル開発の必要性を感じています。

私たちチーム経営研究所では、組織や組織間で智恵とチカラをあわせられる関係・場づくりを促進するお手伝いをしています。しかし、ここには私たちの持つ知識・スキルを相手の組織やクライアントに「つなげていく」仕組みが必要とされます。 現在は、社内研修…

今日は、以前私たちの体験説明会に来てくれた、大手旅行会社の方とお話をしてきました。

この方は、「旅」という一つの環境をいろいろなモノと結びつけ、価値を顧客に提供する企画を行っておられます。学会運営から、コンサート企画、冒険旅行まですべては旅とワンセットです。 その中で、「会議」や「コミュニケーション」、「組織変革」を旅と合…

必要があって、いま「オフサイトミーティング」についてまとめています。とてもチーム経営的考え方なのですが、チーム経営の得意とする「いま、ここで」の風土をふりかえる手法を取り入れると、もっとよくなるのでは?と感じています。

[rakuten:book:10680229:detail] 1、目的 ・組織風土改革=「牽制し合う人間関係」を「信頼し合い、相談しあえる人間関係」に変えていくこと ・組織が老化=「言っても無駄」「…しない方がいい」など自主規制がかかる 例 自分だけが言っても、正直者がバカ…

昨日は昼から、ある取引先で営業、生産、技術などの各部門のリーダーが出席する会議にファシリテーターとして出席してきました。

この会社では、経営理念に「営業、生産、技術が三位一体となって」顧客のニーズに迅速に応えることを謳っています。ただ従来は、縦割りの分業体制の下で、少しこれが弱い部分がありました。そこで社長さんと相談して、インフォーマルな感じで、ざっくばらん…

今日は午前中、アドバイザリーをしているNGOの運営する学校で会議に出ていました。

終了後、食事をしたのですが、その中で「いろいろな人を包括する社会(ソーシャルインクルージョン)」の話になりました。この学校は多様な不登校児やLDの子どもなどを受け入れているので、その子どもたちが排除されない環境づくりが、とても重要なのです…

木曜日に、学びのデザイン勉強会というファシリテーターの方の学びの会に行ってきました。

これはシチズンシップ共育企画というNPOが主催する学びの会で、ここの代表の川中大輔さんとは、昔からの知り合いです。 http://homepage2.nifty.com/citizenship/ この勉強会は、社会教育関係(環境、教育)などをフィールドとするファシリテーターの集い…

「己を知り、相手を知らば、百戦危うからず。」という言葉にあるとおり経営者やリーダーが自分自身をありのままに知り、その自分を受容することはとても大事です。

自分自身をありのままに知っていないと、必要以上に自信をなくして消極的な行動を取ってしまうかもしれません。また、できないことまでできると思い込んで突っ走ってしまうかもしれません。これでは、経営に悪影響を与えてしまいますね。 また「理想の自分」…

ファシリテーターというのは、とても難しい仕事です。

だから先日のように、自分が出すぎて失敗することもあります。特にすこし場がわかりかけてくると、自分がその場を促進するどころか、邪魔しているように思えて、ファシリテーションが怖くなるときがあります。 こうした時、私も一時的に落ち込む時があります…

昨日は、ファシリテーション実践研究会がありました。

講座受講生など9名が集い、メンバーの今の実践状況をわかちあい、共にどのようにファシリテーションを進めていけるかを考えました。 今回課題として多く上がったのが、メンバーから意見が少ない、従って頼りなく感じるというものです。自分がリーダーとして…

今日は、チーム経営研究所のファシリテーション実践研究会があります。

春季のファシリテーター養成講座などを修了された方々が集まり、その後、ファシリテーションをどのように使って、どんな困難があるかをわかち合います。みんなで智恵を出し合って、少しでも「智恵と力をあわせる」経営へと近づけるようにしたいと思います。 …

体験学習においては、「ふりかえり」が学びの命となります。

参加者は、ここで自分と他のメンバーが体験の中で気づいた、自分や他のメンバーのクセ、グループで生じた出来事がメンバーにどのような影響を与えたかをわかちあい、自分とは違う見方から学ぶ事ができます。 ここでファシリテーターは、場について一定良く見…

しばらく、お盆の間、お休みを頂きました。

実際は少し教える仕事が詰まって、書く余裕がなかったのですが・・・。でもまた頑張ってスタートします。今日は、チーム経営研究所のコンテンツ開発チームの会議です。頑張ってきま〜す!!

昨日の諸富さんの本で、「フォーカシング」が紹介されていました。

アサーションでも有名な平木典子先生がかかわっている日本・精神技術研究所でもこのフォーカシングのトレーニングをしています。http://www.nsgk.co.jp/service-person/focusing/ 彼らの定義では 「フォーカシングは、カール・ロジャーズの実践を体験過程と…

ファシリテーションを行っている際の注意点は、自分の「思い込み」や「ものの見方」によって、場でおこっていることを誤って認知し、ふさわしくない介入を行ってしまうことです。

私の先生の中堀仁四郎さんはいつも、「メンバーに強くフィードバックしたくなったら、なぜそんなに言いたいのか考えてみる必要がある」と教えてくれます。相手の問題というより、自分の「こうあるべき」という思い込みや見えない「感情」にファシリテータが…

今日は、「人間関係トレーニング」からのまとめです。特にスタッフの立場については、思い当たる節がたくさんあります。もう一度ふりかえりのファシリテーションの在り方を見直したいと思っています。

人間関係トレーニング第2版 私を育てる教育への人間学的アプローチ [ 津村俊充 ]ジャンル: 本・雑誌・コミック > 人文・地歴・哲学・社会 > 心理学 > 心理学ショップ: 楽天ブックス価格: 2,376円1、ふりかえりの進め方 (1) ふりかえり用紙の利用 ・一人…

引き続いて「ふりかえり」について考えています。

やはりスマイルの西田所長による研修で、教えてもらった内容です。・気づきのプロセスには以下のようなプロセスがある。<気づき・指摘> 1、 はっとする <考察> 2、(気づきに)こだわる 3、確かめる <自我関与> 4、うけとめる 5、見出す 仮説化、…

ふりかえりは、体験学習において最も重要なステップです。昨日に引き続き、スマイルの所長の西田真哉さんの「体験学習法とは」の論文をまとめてみました。こうしてまとめてみると、自分がやっているふりかえりのファシリテートを見直すきっかけになります。

スマイル http://cwaweb.bai.ne.jp/~fnagao/smile/・体験学習法とは=「今、ここで、に共有されているデータに基づいて、自己、他者、それらの関わり方、その場の状況への気づきをとおして、学習(成長・変革)する教育方法で、基本的に参加者の学習欲求に応…

いま、ふりかえりと体験学習について改めてまとめをしています。「自然体験活動における体験学習法の調査研究」という南山大学の津村先生の論文をまとめてみました。

・ふりかえりの発祥 1946年グループダイナミクスの基礎を築いたクルト・レヴィンが、公正雇用実施法の正しい理解と順守を促進するリーダー養成のワークショップを行う。グループ討議、ロールプレイングなどを行い、観察者などスタッフが当初、グループで何が…

チーム経営研究所では、NPO、NGOの運営の支援も行っています。今日はその支援先の一つである「日本語サポートひまわり会」のボランティア養成講座の進行を行ってきました。

この会は中国残留婦人などの子孫が帰国した、いわゆる「中国帰国者」、特にその子供の日本語をサポートする会です。低学年で帰国した子供の中には、中国語も、日本語も十分に話せず、学校の授業についてこれない子供が多くいます。このため学校にも溶け込め…

昨日は、チーム経営研究所のチーム経営研究会で、「くらしの工房」の田中所長さんに現在の業務とチーム経営への思いを聞き、その後メンバーで方策を検討する実践コミュニティを行いました。

くらしの工房 http://www.kurashi-kobo.com/ 「くらしの工房」さんでは、戸建て住宅の設計を主な業務とされていますが、従来の業界の常識を覆す「分離発注方式」によって顧客満足を高めています。住宅メーカや工務店が元請けとなり、下請けに工事をさせる方…

今日、KOKOプラザに講座用の部屋を予約にってきました。幸いに3日間連続でとれたので、11月23、24,25日にファシリテーター養成講座秋季特別編を開講することに決めました。

これでキャンセル待ちの方にも日程が合えば来ていただけます。ほっとしています。

ここ2月ほど、断続的にチーム経営研究所のメンバーと、ビジョンづくりをしてきました。ここでいうビジョンとは、ブランチャードの定義に従ったもので、使命(目的)、基本的価値観、将来イメージを明確化することです。

予想通り、かなりの時間をかけても、まだ完全な合意に至っていないのですが、とりあえず暫定的な案を私が作り、今後時間をかけて詰めていく予定です。ただこうした作業は、自分自身の内部を再活性化させ、再び困難に向かう勇気を与えてくれるような気がしま…