私たちの自己概念には、「理想の自己(ありたい自分)」と「現実の自己(現実に動いている自分」の2つがありますが、この間にズレがあるケースは多いし、それが普通といっていいと思います。
もちろん、上記2つが一致している部分は、自分でも満足できるし、上記2つの不一致が大きいと、「こうしたいのにできない」という悩み、問題発生が発生し、ひどい時には自信喪失、不全感につながります。
<ギャップを埋める2つの方法>
このギャップを埋めるには次の2つの方法があります。
①理想に近づくように努力すること。理想に近づければ満足が大きい
②理想の自分を現実に近づける=あきらめることで自己矛盾を解決する
=不可能なこと、性格に不向きなことの場合、理想自体が不適当
このようにズレを埋めようと努力することで、理想と現実が重なり合うちょうどよい位置の発見を発見していく事が「自分らしさ」といってもよいのではないでしょうか?
参照
- 作者: 平木典子
- 出版社/メーカー: 金子書房
- 発売日: 2000/03/01
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