自己の発見

職場づくりに役立つ「メンバーシップ」とは何でしょうか?

「感受性訓練」のブラッドフォードによると(1)自分の持っている知識・スキル・ノウハウなどを用いて場に貢献すること (2)他のメンバーが(1)できるように支援すること 例 フィードバック =「自分」を最大限「出す」必要 です。これができれば、各メ…

最近フィードバックを受けることが多くなっています。

名古屋講座では南山大学で学んだ人に出てもらい、私たちが大事にする理念が守られていたかどうかをチェックしてもらいました。辛口のコメントでしたが、いろいろフィードバックをいただきました。 この他、協力者やお客さん、パートナーからもいろいろフィー…

12日の続きです。「実践EQ]からのいかに自己の再生を進めるかのまとめです。

実践EQ 人と組織を活かす鉄則―「共鳴」で高業績チームをつくる作者: リチャードボヤツィス,アニーマッキー,Richard Boyatzis,Annie Mckee,田中健彦出版社/メーカー: 日本経済新聞社発売日: 2006/09/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 15回この商品を含…

昨日はチーム経営内部のコンテンツ開発チームが集まり、チーム経営における自己の再生について学びを進めました。

この中では「実践EQ]からの自己犠牲症候群が話題になりました。これは本当にチーム経営の敵だと思います。これに打ち勝っていかに自己の再生を進めるかが、チーム経営を目指すリーダーには不可欠のスキルだと感じています。 まとめてみましたので、ご参考…

今日は、大手旅行会社さんとコラボレーションしている商品についてのデモ研修があります。

その中で、大阪舞洲の設備を使おうということで、陶芸を使ったワークを考えています。一つのグループ作業の実習をした後で、「グループの中の自分」という題で、陶芸で表現してもらおうと思っています。ねらいとしては、それをわかちあうことで、自己開示を…

昨日は、大手旅行会社さんとのコラボレーションプログラムについての体験説明会のデモを先方の課員さんを相手にしてきました。

これは会議ファシリテーションによって会議(組織)を変えていくプログラムを、ロケーションを変えて1泊2日などで行おうとするプログラムです。 私としては、 ・知恵とチカラを合わせる場作りの重要性の体験と理解 ・会議ファシリテーションの重要性の体験と…

「己を知り、相手を知らば、百戦危うからず。」という言葉にあるとおり経営者やリーダーが自分自身をありのままに知り、その自分を受容することはとても大事です。

自分自身をありのままに知っていないと、必要以上に自信をなくして消極的な行動を取ってしまうかもしれません。また、できないことまでできると思い込んで突っ走ってしまうかもしれません。これでは、経営に悪影響を与えてしまいますね。 また「理想の自分」…

昨日の諸富さんの本で、「フォーカシング」が紹介されていました。

アサーションでも有名な平木典子先生がかかわっている日本・精神技術研究所でもこのフォーカシングのトレーニングをしています。http://www.nsgk.co.jp/service-person/focusing/ 彼らの定義では 「フォーカシングは、カール・ロジャーズの実践を体験過程と…

ファシリテーションを行っている際の注意点は、自分の「思い込み」や「ものの見方」によって、場でおこっていることを誤って認知し、ふさわしくない介入を行ってしまうことです。

私の先生の中堀仁四郎さんはいつも、「メンバーに強くフィードバックしたくなったら、なぜそんなに言いたいのか考えてみる必要がある」と教えてくれます。相手の問題というより、自分の「こうあるべき」という思い込みや見えない「感情」にファシリテータが…

今年の初めにいったTA(交流分析)の研修で紹介されたトランスパーソナル心理学の本を読んでいます。

ここでのポイントは、サブパーソナリティです。私たちは時にがっかりしたり、怒ったり、他人のせいにしたり、よい子になったり、知識があることを頼りにしたりといろいろなパーソナリティを持っています。そして、そのどれか一つに「自分」が入り込みすぎ、…

私たちの自己概念には、「理想の自己(ありたい自分)」と「現実の自己(現実に動いている自分」の2つがありますが、この間にズレがあるケースは多いし、それが普通といっていいと思います。

もちろん、上記2つが一致している部分は、自分でも満足できるし、上記2つの不一致が大きいと、「こうしたいのにできない」という悩み、問題発生が発生し、ひどい時には自信喪失、不全感につながります。<ギャップを埋める2つの方法> このギャップを埋める…

今日はある取引先と6月にある講演の打ち合わせをしていました。いろいろ学ぶことが多かったのですが、おもしろかったのは最後に話が終わって雑談をしていた時の話です。

みんなの智恵とチカラをあわせるには、「場」づくりが大切だよね、と話していたのですが、最終的に社長などのリーダーの目線、表情、もろもろが、場をよくしたり、壊したりする機能を果たすよね、最後は人間の存在そのものが問われるんだね、ということにな…

昨日まで3日間、山梨県のKEEP協会(清泉寮)で、中堀仁四郎先生を囲んでTAのアドバンスを学んできました。中堀先生は、リンクにもつけているHILの主宰者で、私のファシリテーションの先生でもあります。

とてもゆっくりした進行で、まず自分のこれまでの人生の重要な出来事や人との関わりをふりかえり、それが今の自分にどのような影響を与えているのかを考えました。とても多くの人に支えられ、生かされている自分を実感しました。個人的には父との間の関係の…

今日は、チーム経営研究会を行いました。

3月の研究会では、「仕事の中の自分再発見!〜仕事のでの人との関わり方のクセを知る〜」について考えました。14名の人が集まり、2グループに分かれて自己発見の体験学習を行いました。 「ビジネスEQ」でも、管理者の追跡調査の結果、この「自分をどれだけ…

 フィードバックには、いくつかの種類があります。部下やメンバーにフィードバックを行うときは、この内のどのフィードバックを使っているかを意識している必要があります。

1、事実のフィードバック(記述的・中立的) 「私の観察するところでは、あなたは○○です。」 「今、あなたは○○とおっしゃいましたね」2、想像のフィードバック 「私には、あなたが機嫌が悪いように見えます」 「私が想像するところでは、○○さんは、・・・…

 対人関係において、自分が他のメンバーの言動に対し、感じたこと、思ったことを伝える(自己開示する)ことをフィードバックと言います。今、このフィードバックとチーム経営の関係を集中して考えています。

1、フィードバックの効果 (1)自己の発見と成長 私が他の人の言動について、思ったことを伝えることで、他の人は自分のクセや言動の影響について正確に把握できます。これはまさに「自分を知る」ということに他なりません。こうしたフィードバックをきち…

 シャインによると、フィードバックには以下の注意が必要とされます。

①受け手と与え手に、達成しようとする目標が合意されていること。 フィードバックは、達成目標に受け手が到達しているかどうかについて示唆を与えるものでなければなりません。このケースでは、グループの有効性という目標が教諭されていなければ、単なる批…

<昨日に続く>

この際、もし、このメンバーが勇気を出して、今まで隠してきた、自分の感じていることを、他者に伝えたとしましょう。これは、伝える側の自己開示と呼ばれます。 一方、伝えられた側は、フィードバックを受けたという言い方をします。これは、自分の気がつい…

深いコミュニケーションを理解するには、ジョーゼフ・ラフトとハリー・インガムが提唱した、対人関係における図解式モデル<ジョハリの窓>が役に立ちます。

この図式によると私たちには、「私にも他人にもわかっている「私」=開かれた自己」、「私にわかっていないが、他人にはわかる「私」=見えない自己」、「私にはわかっているが、他人には隠している「私」=「隠された自己」、「私にも、他人にもわからない…