フィードバックには、いくつかの種類があります。部下やメンバーにフィードバックを行うときは、この内のどのフィードバックを使っているかを意識している必要があります。

eichen2007-02-27


1、事実のフィードバック(記述的・中立的)
「私の観察するところでは、あなたは○○です。」
「今、あなたは○○とおっしゃいましたね」

2、想像のフィードバック
「私には、あなたが機嫌が悪いように見えます」
「私が想像するところでは、○○さんは、・・・です。」

3、評価のフィードバック(価値的)
「○○さんのあの言葉は、すごかったですね。」
「今日の○○さんのジャケットは素敵ですね。」

 特に多用する必要のあるのは、事実のフィードバックでしょう。評価を入れなくても、事実をフィードバックされれば、本人は気づきを得る場合が多く、評価が入るよりも受けとりやすいからです。
 また、事実と想像を区分けするのも重要です。私たちは、事実的フィードバックを飛ばし、想像でフィードバックしていることがとても多いのに気づかされます。お互いに気をつけましょうね。