2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

いま平木先生の本のまとめを読み返して、コミュニケーションについて改めて考えています。

私たちのコミュニケーションは、大変難しいものです。あることを人に伝えようとしても、伝えたことは相手の受け取り方で変わることがあります。 こちらが善意で伝えても、相手は悪意で受け取ることがあるのです。つまり言葉を意味づける準拠枠は人によって異…

昔読んだ、アメリカのインディアン、イロコイ族の一万年に渡る口承の歴史を読んでいます。これは究極のチーム経営だと感じています。

彼らは東アジアの居住地を天災で追われ、ベーリング陸橋を越え(当時水没寸前だった)アメリカ大陸に渡り、最終的に五大湖のほとりに苦労の末たどり着きます。 この部族は、この苦難の旅の中で、「一人ひとりの智恵をあわせていく方法」を身につけていきます…

今日は午前中、取引先で行った組織内研修プロジェクト全体の評価とアンケートの集計を行っていました。

足掛け3ヶ月の継続研修で、相互学習型会議の学びと部門ごとのロールプレイを中心に行ってきました。嬉しかったのは、アンケートのコメントがとても真摯にチーム経営に取組んでいるからでてくる内容が多かったことです。 実際、自分たちで会議の全社的ルール…

日曜日に長尾文雄先生のお宅でチーム経営のコンテンツを開発する会合を開きました。テーマは「感情の取り扱い」です。

今回の、私の学びとして1、自分が持つ否定的感情を拒否することは、自分を拒否することである 感情も自分自身であり、それを否定すると、その感情から目をそらすために、抑圧、過度な忙しさ、相手への非難などへと逃避行動が生じる2、感情は、状況・他者に…

昨日は一日取引先の会議改善プロジェクトのフォローアップ研修をしてきました。

この取引先では、1ヶ月半まえに製造部、技術部、営業・業務部の3つの部門ごとに会議ファシリテーションの学びを行い、社内で実践していました。そして昨日実際に会議をしていただきました。 それぞれの部門の特徴なのでしょう、会議の仕方も全く異なり、「…

 今日は、取引先で、長年付き合っている発注元との関係をどのようにするかについての重要な会議のファシリテーターをしてきました。

4人のメンバーで、取引関係を続けた時のメリット・デメリット、万が一取引をやめたときのメリット・デメリットを話し合い、みなが納得できる結論を得ることができました。 とても重要な話し合いだったので、私も緊張しましたが、方向性が共有できてほっとし…

チーム経営の全体像をQ&Aと言う形で、あげました。必要な時にご覧下さい。

http://teamkeiei.com/modules/xoopsfaq/index.php?cat_id=3

今日は取引先の勉強会に出席してきました。

今までは経営会議の場づくりを中心に関わってきたのですが、新たにいろいろな場を相互学習型に変えていくお手伝いをすることになり、今日はその見学のつもりで出かけました。 しかし、「改善提案を活性化させるため」ということで、急遽会議メモ作りをお手伝…

土曜日の体験説明会に、旅行会社の会議担当の方が見えていました。何でも会議のハード面を中心としたコンサルタントをしておられるそうです。

研修などでは、場所にはこだわります。しかし、普通の会議ではレイアウトや備品にはこだわっても、そこまではあまりしないのが普通だと思っていました。 また教えてもらって勉強したいと思います。

昨日は、会議ファシリテーションの体験説明会をしてきました。3時間と言う短い時間ですが、私の中ではある程度伝えきれたかなと言う感じは残っています。

ただ、体験学習のよさ、相互学習の醍醐味などはまだ伝え切れていない感じもあり、より改善していきたいなと思っています。

今日は、時間の合間を縫って書いてきた、チーム経営の全体像について書いた小冊子の草稿ができました。

今までチーム経営って何と問われても、断片的にしか説明できなかったものが、これである程度、理解していただけるように思います。まだまだ不十分ですが、とりあえずこれで走りながら、また理論研究、経験を積み重ねてよりよいものにしていきたいと思います。

人を本当に大切にしながら、智恵とチカラをあわせていくチーム経営では、そのための<場づくり>が大事です。しかし、いきなりこうした場ができるわけではありません。今日は、チーム経営の発展段階とそのために必要な場について考えて見ます。

(1)第一段階 自由で安全な守られた場メンバーの智恵とチカラをあわせるためには、共有された目標に向け、メンバーが自分で考え、行動し、アイディアを出すことができなければなりません。 しかしこのためには、ある程度自律的な行動や発言によって、メン…

先日も、神戸大の金井先生の「リーダーシップ入門」についてふれましたが、この中で特に感心したのは、先生の持論と理論についての考えです。

リーダーシップを始めとする、経営学は人間世界の法則性を探る科学です。従って、物理学のような100%の正確性を求めることは出来ません。よく出来た理論であっても、その説明力(物事が起きる確率)はよくて半々というところでしょうか。 こうした意味で…

ファシリテーションやコラボレーションと言う言葉はよく聞きますが、一体それがうまく行って何になるのでしょうか?

私たちチーム経営研究所ではプロジェクトに関わる際、下記のような項目を評価指標として用いています。今日も一つのプロジェクトが終わったのですが、始まる前を3として5段階評価をしてもらいました。これである程度客観的に、かなり成果があがっていること…

みなさんは、アカゲラというきつつきを見た事がありますか?私は大阪生まれれの大阪育ちなので、見た事がありませんでした。

たまたまこの週末軽井沢に行っていて、朝の散歩でアカゲラが集まっている場所に出くわしました。遠くからでも、木を叩く音がはっきり聞こえます。 こうした静寂の中で、日頃みない種類の鳥をみていると、多様性、スロー、自己の振り返り、そしてチーム経営の…

昨日は、チーム経営研究会で傾聴をお題に体験学習をしました。

私たちは、普段何げなくコミュニケーションしていますが、実は自分の枠組みの中で相手の話を勝手に解釈してしまっていることが多いものです。 聴くとは相手の枠組みに思いを致し、相手のことを本当に知ろうと言う思いをもってきくことだと考えられます。 こ…

京セラの稲盛さんの書かれたアメーバ経営をよんでいます。そこに溢れるのは、人を本当に大切にしたいという想いのように感じます。

チーム経営も、一人ひとりの人間を大事にして、その人たちの智恵とチカラをあわせて、組織成果をたかめる経営です。 実際には、チーム経営の形はいろいろあるでしょうし、そこに至るプロセスにも多様なものがあるでしょう。しかし、それがチーム経営が実現す…

チーム経営の実現には、リーダーが自分の気持ちに気づき、上手に対処する事が必要となります。

一方的コントロールモデルでは、メンバーは自分の考えの通りに指示に従い、動いてくれました。しかし、チーム経営の<場>が成長してくると、メンバーは、自分で考え行動するようになり、リーダーの考えとは異なる言動をとる場合も増えてきます。 また、場の…

今、チーム経営の全体像を明確化するための小冊子を作っています。

人が本当に大事にされ、生かされ、かつ「智恵とチカラ」をあわせ、組織の成果も高めていく経営のありかたは、もちろん1つではないし、これだけやれば大丈夫と言う確固としたルールがあるわけではありません。 しかし、ある種の原則のようなものはあるでしょ…