あの「ＥＱ」の著者であるダニエル・ゴールマンが書いた「ビジネスＥＱ」に、「スター業績達成者は自分をよく知っている」というメロン大学の研究者の言葉が出てきます。

　これには2つの側面があると思います。一つは自分についてよく知ると、自分のできないことは他者と協働してこなそうとするでしょう。これは課題解決には極めて重要です。第二に、他の人から自分への「フィードバック」をきちんと受け取り、言動を修正していく「しなやかな強さ」です。変化の早い今日、必要なリーダーシップも変わっていくと考えられます。こうした意味で、「自分をよく知っている」人が、スター業績者になるのは、よく理解できると思います。

　いずれにせよ、こうしたリーダーを育てるのは、他者の「フィードバック」です。ただ、職場の中では、お互いの遠慮でこうしたフィードバックを行うことはありません。
　私たちもチーム経営研究会と言う、職場を離れた異業種勉強会だからこそできる、自己の発見の学びを進めたいと思います。

　チーム経営研究会のご案内
http://teamkeiei.com/modules/eguide/event.php?eid=16

ビジネスEQ―感情コンピテンスを仕事に生かす