2013-10-01から1ヶ月間の記事一覧

デューイの「哲学の改造」を読んでいます。

これを読むと、私たちが無意識の内に時代が持つ哲学(考え方)に大きく影響されて人や世界をとらえること、そしてそれはその時代の社会状況(例えばギリシャ時代の奴隷制度のように社会が分断されているかどうか)が大きく反映していることがわかります。 私…

今日は看護協会さんで、認定看護師の学びをしている人のための講座です。

最近看護師さんも、私たちが人として生きていくことを支援して下さる存在であると感じています。 もちろん病を治すためのケアという専門知識が必要な部分はありますが、人としてかかわる中で、はじめて患者さんが1人の人として病にどう向かい合うかを支援で…

デューイの民主主義と教育を読み終わりました。

社会の分断が教育目的の分断を生み出すという彼の考え方は当たり前ですが、今の社会にそのまま当てはまるなあと感じています。 彼によればこうした分断は社会だけではなく、方法と本質や思考と行動などを区分けして考える二元論的思考方法にも及びます。 私…

昨日、私らしい生き方づくり講座が終了しました。

この講座は今思うと、日ごろの忙しさの中で、目を向けることを忘れていた自分の中の小さな声や過去の出来事だけれども、まだ自分の中で完結していないもの、さらには何かの事情で自分から切り離してきた(でも本当は大切な自分の一部)にもう一度目を向け、…

明日からいよいよ「私らしい生き方づくり講座」が始まります。

今回の講座について思いめぐらせる中で、ゲシュタルトでいう図と地の考えが浮かんできました。日ごろ私たちは仕事や子育てという目の前の事柄を注意の焦点を集中する「図」としてみて、それに対処します。 しかし私たちの中にはこの図の他にも、「いまここ」…

パールズが作ったゲシュタルト療法の思想を盛り込んだ詩ですが、ラボラトリーの考えとは少し違うのかなと思っていました。

しかし彼の本を読んで、私たちは自他の境界にどのようにコンタクトするかで神経症になることがわかり、それでこれが強調されるのだなと理解出来ました。 ゲシュタルトの祈り私は私のために生き、あなたはあなたのために生きる。 私はあなたの期待に応えて行…

昨日はある福祉団体の法人全体の中堅リーダー研修でした。

この社会福祉法人を作った理事長さん、片岡さんにお話を聴き、共感した所をみんなでわかちあったのですが、そのお話に感動しました。 自分も障害を持つ片岡さんは、子どもの頃ご両親にいろいろな所に連れて行ってもらい、自分を障害児と認識することはなかっ…