2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧

5月22日にかかわり方の学び方講座基礎編がスタートしました。

いまここで起きてくる気持ちや想い、感じを大切にしあうことを大きなねらいとして確認し、傾聴、確認しながら互いのことを知り、相手を紹介するプログラムを通じて、いまここで起きてくることからの学び方を学びました。 とても暖かい雰囲気の中で、短い時間…

今鈴木大拙の「禅」を読んでいます。

特に禅が言葉になる前の「動き」に焦点をあて、それを言葉という道具で「わけない」で一体として感じ、その中で生きるという考え方が、ラボラトリーでいう「いまここ」とほぼ同じ考え方なのではないかと感じました。 昔の文献を見てもラボラトリーと禅には共…

学習者個人と社会の両方の目的を達成するための教育は、経験(個人の実際の生活経験)に基礎づけられなければならないという原理こそが堅実なものとみなされる。この本では成長し拡大していく経験の可能性が展開される中で、科学的方法を大いに利用し前進する場合に必要な条件のいくつかを論じた。

経験と教育 (講談社学術文庫)作者: ジョン・デューイ,市村尚久出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/10/09メディア: 文庫購入: 18人 クリック: 123回この商品を含むブログ (47件) を見る●経験に内在する可能性が、知的に指導され開発されうるものとして教育…

教育者は、学習者が持つ現在の経験を利用し、そこから事実や法則を抽出させながら、科学的な理法を経験させるように徐々に導く責務がある。例えば物品とサービスの生産と分配の過程に対する科学の適用や人間が社会的に相互に支え合って生存する関係に対する科学の適用が求められる。

経験と教育 (講談社学術文庫)作者: ジョン・デューイ,市村尚久出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/10/09メディア: 文庫購入: 18人 クリック: 123回この商品を含むブログ (47件) を見る●教材が学習者の現在の経験の中で、科学的なものになるようにと見出さ…

伝統的教育は、教えられる生徒の経験の範囲外にある事実と真理から出発するという教育の進め方であり、その事実と真理を経験の中に取り込む方法と手段を見つけ出す教育であった。一方新教育は際立って対照的である。それはまず経験の内部に学習のための教材を見つけ出すことであり、次に経験されたものをより豊かに一段と組織化された形態へと進展させることである。

経験と教育 (講談社学術文庫)作者: ジョン・デューイ,市村尚久出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/10/09メディア: 文庫購入: 18人 クリック: 123回この商品を含むブログ (47件) を見る●新教育では2つの教育的条件がある。まず教授することは、学習者がすで…