昨日は家庭内で、大きな葛藤が起きました。中2になる息子と妻が、息子の勉強の計画を一緒に立てていたのですが、やり取りの中で息子が妻に「ババア」とののしったのです。

eichen2007-03-25


 これは全く許されない出来事ですが、こうした妻と息子のやり取りは、初めてではないようで、いつも何かけんかが起き、最終的に2人とも、いやな思いが残る結末を向けるパターンがあるようなのです。

 ちょうどTA(交流分析)を学んだばかりだったので、TAの枠組みで考えてみると、妻のこうあるべきという(親の部分)考えが、息子を支配しようとし、それに息子が反抗するとともに、最終的には妻の側のちょっとしたミス(ロジックのミスなど)をとらえて、息子が妻に反撃するという構図があることがわかりました。

 これをみんなで話し合い、何とか家庭の危機を乗り切る事ができました。

 それにしても、私の周りには、こうして夫が、妻と子の間のファシリテートをする事例が多くあります。妻と子の間でこうした不毛なやり取りが固定化しているとき、それに介入しやすいのは夫です。

 こうして見ると、企業戦士の人の妻と子は、大変だろうなと思います。

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