2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

いよいよ明日は、人事院さんによる研修です。6時間半の時間で、会議ファシリテーションについての講師をします。

行政ではやはりトップダウンの気風は強いと思いますが、これからはここにおいても相互学習的な場づくりが大事になってくると感じています。研修担当の方はよくわかっておられますが、現場のリーダーがどのように感じておられるか・・・。 明日は晩にも、経営…

いま、ある大手旅行代理店と会議と旅行を組み合わせた商品開発を共同で行っているのですが、そのパンフレットが出来上がってきました。

さすがにプロが作ったものは素晴らしく、自分が原案を作っていても、ほとんど別モノのように思えます。「知ってもらう」を大事にしたとき、こうしたコミュニケーションツールをきちんと整えるのは重要だなと改めて感じました。

中野民夫さんのファシリテーターのメタスキルを考えるワークショップに出てから「タオ(老子)」とファシリテーションの関わりが気にかかっています。

ファシリテーションでは、場(グループプロセス)の促進を大事にしますが、これはしかしファシリテーターが何か自分で促進するものではないと思っています。むしろ、参加メンバーの相互作用の中で、それこそ「自然の流れで」場は成長し、チームに向けて動い…

昨日は、来週水曜日に行う人事院さんが主催で、近畿地方の行政や大学、民間企業の方が来られる研修の内容の最終的な見直しをしていました。

30人くらいのメンバーで6時間半かけて「会議ファシリテーション」について学んでいきます。デザインしていて、6時間半あると結構できるなという感覚を持ちました。場を感じ、ファシリテーション機能を学び、そして模擬会議を体験するという枠組みで行こ…

いま、「実践EQ」という本を読んでいます。

EQの著者ゴールマンさんの共同研究者で、EQに基づいたリーダーシップを研究されている2人が書かれた本です。この本では今後EQを持つリーダーによる「共鳴型リーダーシップ」が重要になると指摘します。ただ、面白いのは、最初この共鳴型リーダーであっても、…

昨日は治部電機さんで、BSC構築会議の2日目に出てきました。

途中、勉強会をどう持つかのプロジェクトで、人と組織の視点についての話が深まっていたこともあり、最終的には納得できるBSCが生まれたように感じています。 特に最後にメンバーが、戦略目標の変更を提案し、よりよい目標になったことが、多くのメンバーの…

今日は、午前中、クライアントのある学校で、経営会議のような位置づけの会議に出ていました。

この学校は、多様な不登校経験のある、または少し発達障害のある高校生を広く受け入れていています。そしていま学校業界で必要とされる「ソーシャル・インクルージョン」(多様な子供たちが認め合い、共におれる学校)を実現した高校として、かなりの注目も…

今日は、ファシリテーター養成講座の2日目〜場を促進する〜を開催しました。

参加者とスタッフ18名で、学びを進めました。今日は、メンバー同士のコミュニケーションの橋を架ける「 聴く、要約、確認のスキル」から始まり、場をより知恵と力があわせられるように発展させるための「自己開示とフィードバック」を学びました。 午後から…

昨日は、取引先の治部電機さんで、月一度全社員で行っている勉強会の年間のねらいとスケジュールを考えるプロジェクトのファシリテーターをしてきました。

経営会議メンバーの若手を中心に4名のプロジェクトでしたが、それぞれの熱い思いが語られ、だんだんと「枠組み」が共有される感覚があるとても充実した会議になりました。もちろん別々の一人づつ考えているのですが、だんだんと私を入れて5人の頭の中が共有…

今日は昼まで、明後日に迫ったファシリテーター養成講座の準備をしていました。

私たちの大事にしていることとして、ファシリテーターで作る「その講座用の」ねらいと、参加者の様子を見て、毎回講座のプログラムを少し変えています。なぜなら「体験学習」では、その時々で参加者の理解度や取組具合で、一つのプログラムの効果が変わって…

昨日は、ファシリテーション実践研究会を行いました。「親和図で少子高齢化時代の若者の定着と育成方法を考える」というお題でした。

少子高齢化時代の人の育成の課題とは、「労働力人口減少」の時代の中で、若者をどのように定着化、戦力化していくかの育成策の課題といえます。中小企業診断士の理論更新研修の資料によると、若年層は「企業を「自分を伸ばしてくれるところかどうか」という…

昨日は、取引先で、部門間の課題を調整する会議のファシリテーターをしてきました。

この会議は、各部門が三位一体となって顧客への素早いニーズ対応を行うために新設した会議です。他の部門へ要求したいけど、どの場でいったらよいのかわかりにくい案件は、どの組織でもあると思います。昨日の会議でも、製品開発部門から営業への要求、製造…

昨日も上記のトレーニングに行ってきました。

昨日印象に残ったのは「NO!」の意味についてです。 「断る」ということには、相手を傷つけるのでは、自分の評価が下げるのではという懸念がつきまといます。しかし、言われるままに相手に合わせていては、最後は自分がパンクし、爆発したり、約束したことが…

今日は、NPOアサーティブジャパンが開催している「アサーティブ・トレーニング」に参加者として学びに行っていました。

アサーティブは、自己主張トレーニングと言われ、女性解放運動などで用いられてきたせいか、組織運営とは縁遠いイメージがあります。しかし、実際にはこれは「相手を見下したり、見上げずに」「伝えたいことを」「伝わるように」伝えるという考え方なので、…

昨日は治部電機株式会社さんで、丸一日BSC構築の会議のお手伝いをしていました。

メインのファシリテーターは別の会計事務所さんの方がなされたので、気は楽だったのですが、特にずっとおつきあいしている若手メンバーが頼もしく、真剣に話し合いに参加している姿が見れて、よかったなと感じています。まだ完ぺきではないけれど、場の成長…

昨日は、大手旅行会社さんとの宿泊での会議ファシリテーション研修プログラムのコラボレーション案件の打ち合わせに行ってきました。

もう何回かの打ち合わせを終わっているのですが、先方さんも、こちらも何人かづつ出席する「共有と創造の会議」そして私と先方のリーダーだけで行う「収束と大きな共有、進め方・課題だしの会議」を繰り返して進めています。 こうした中で思うのは、まず異質…

土曜日は、八尾市民活動ネットワーク主催の講座を行ってきました。

受講者は7名ほどで少なかったのですが、知恵とチカラをあわせるための場作りの体験学習や、いま持っている場での問題点を親和図にするなどの実習を行いました。 企業や組織の担当者に向けて行うときと比べ、こうした市民向けの講座は、ダイレクトにその人が…

今日は、昼から、八尾市民活動ネットワーク主催の「市民活動・NPOリーダーのための知恵とチカラをあわせる場作りのコツ」と題する講座をしてきます。

市民活動には私も長くかかわってきましたが、市民の自発性やネットワークを大事にやわらかくつながるという特徴があります。しかし、NPOなど事業を行うようになると、事業の質、継続性などが問われ、やわらかいだけでは運営が難しくなります。しかし、命令・…

昨日はチーム経営研究会を開きました。

平田運送株式会社の平田社長に、社員とのコミュニケーション活性化の施策やコミュニケーションの場づくりなどの事例をお伺いしました。14名のメンバーが集まり、とても活気がある会となりました。 平田さんは以前にこの会で行ったコンセンサスワークをさっそ…

今週の火曜日は立て続けに取引先で3つの会議があり、いずれもファシリテーターを務めました。

午前中の会議は、営業と技術部の新製品開発に関する会議で、この会社では事前のインフォーマルな打ち合わせはあったのですが、こうしたいつまでに、何を、どのようにするのが必要なのかを話し合う会議はありませんでした。 従って、技術の担当者も、営業の担…

私の感想ですが、今回の受講者は特に問題意識(参加の意図)がとても明確で、その分きちんと学んでいかれている感じがします。同じ講座でも、その都度参加者のあり方で場が変わっていくのが、体験学習を中心とする学びの醍醐味だと感じています。

参加者の満足度も高く14名の参加者のうち6名が最高評価の6を、6名が5をつけてくれました。私たちスタッフもよい感触を持っています。 最後に、許可してくれた参加者の感想を載せておきます。(評価は6段階評価)・リーダーがいる事と同じくらい、メンバー一…

午後からは、ファシリテーターがどのような役割を果たす必要があるかを、最初に説明しました。これは、

<自由で守られた場の促進> 1、聞き役、まとめ役 中立的な立場で意見をよくきき、まとめ、支持 2、促し役 質問したり、発言していない人に発言を促す 3、保護者役 メンバーを守る 4、ムードメーカー役 雰囲気に働きかけ 楽しそうに、ユーモア 5、場の…

9月29日(土)に、ファシリテーター養成講座(秋季)の3日間コースの1日目が開講しました。いろいろな組織から集まった参加者14名とスタッフ4名で、共に学びを進めました。

今回の特徴は、スタッフが事前にミーティングを持ち、講座全体で大事にしたいことを共有したことです。これは「自由に感じたことを伝え合い、自ら場にかかわる体験をする。 1、場を感じる 2、場を促進(ファシリテート)する基本スキルを学ぶ 3、やってみ…