2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

7月25日に、取引先で、経営会議の準備のファシリテーション、勉強会の参加、社長さんとの意見の交換を行ってきました。

この会社では、勉強会で経営数値を社員とわかちあう方針を持っておられます。実際、昨年度の試算表を基に、社員に会社の現状をご説明になりました。これはなかなか難しいことですが、チーム経営が真に進んだ時、こうした情報開示の姿勢はとても重要になると…

昨日、一昨日と、スマイル(聖マーガレット生涯教育研究所)の体験学習法のリーダー研修にいってきました。

そこで西田所長さんから、人間関係というのは、自分と他者のかかわりだけではなく、自分の自分自身との関わり、神や価値との関わり、自然との関わりなどで構成されるものであるということを学びました。例えば自然との関わり、価値とのかかわりが変わると、…

今日は、スマイルのリーダ研修に久しぶりにメンバーとして参加しました。

http://cwaweb.bai.ne.jp/~fnagao/smile/program/07leader.html 何らかのフィールドを持ち、体験学習の経験も持つ8人のメンバーで、いろいろな体験学習をしながら、ファシリテーターの在り方や態度について学びました。 きょう特に気づいたのは、無言の集団…

昨日から予定していた北海道でのグループ研修が急にキャンセルになり、ゆっくりとチーム経営について思いを巡らす時間を得ています。

(これだけ暑いと、北海道が恋しいし、悔しくもあるのですが) その中で、チーム経営研究所のプログラムの内、実践コミュニティ(他社の事例を聴き、自社のあり方に思いを巡らせる)の学びは組織・グループを変えていこうとされるリーダー、ファシリテーター…

今日から本当は1週間、北海道で、中堀先生や南山大学の山口先生が主宰するヒューマンインターラクションラボラトリー(HIL)のTグループトレーニングに行くはずでした。

Tグループとは http://www.nanzan-u.ac.jp/NINKAN/kokai/2007/laboratory05.html しかし、残念なことに、人数が十分集まらず、1グループでの開催になったため、私は不要になりました。おかげで、丸丸一週間予定が空いてしまったのです!私はもともと、予定が…

いま、チーム経営研究所の仲間とともに目的(使命)と価値観を決めつつありますが、もう一つパートナーや研究員の皆様と決めたいのは、大きくどのような方向を目指すのかの「ゴール」です。

ドラッカーによると、ゴールとは「組織の基本的、長期的方向性を表す3〜5つの目的」とされています。これが決まったら、数値で表わす目標と行動計画が定められます。ドラッカーはゴールまでが、理事会(パートナー)の決定事項で、それ以下がCEOの決定事項…

21世紀は非営利組織の経営が営利組織の模範とすべきであるというのがドラッカーの持論です。ドラッカーの「非営利組織の成果重視のマネジメント」をまとめてみました。彼の5つの問いは重いですね。

非営利組織の成果重視マネジメント―NPO・行政・公益法人のための「自己評価手法」作者: P・F.ドラッカー,G.J.スターン,Peter F. Drucker,Gary J. Stern,田中弥生出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2000/12/01メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 64回…

いま、チーム経営研究所の目的と基本的価値を作っています。これはビジョナリーカンパニーやザ・ビジョンなどで、組織においてまず必要とされるものとされています。知恵とチカラをあわせるためには不可欠ですね。

このために私たちは、2回の事前準備(チーム経営についてのフリートーキングとそのカードへの記録)を行い、一日集会でKJ法を使い、親和図へと落とし、そのエッセンスを文章化する作業を行いました。いま草稿段階ですが、現段階でのものを挙げておきます。ご…

今日は、チーム経営研究所のコンテンツ開発チームのミーティングでした。

これは、知恵とチカラをあわせるチーム経営を促進するコンテンツを講座などとして提供できるように開発するためのもので、長尾文雄先生の自宅で定期的に行っているものです。今回は、「ビジョン、経営理念、経営方針の形成と共有化」というお題で、学びを進…

昨日は取引先で、ある経営課題についての重要ポイントを共有化するための親和図の作成を支援してきました。

親和図とは http://www.mitsue.co.jp/case/glossary/s_045.html 親和図などの方法を使うと、話し合いの発散、収束過程が構造化され、ファシリテートはやさしくなります。ただ、カードのくっつけ方などに若干のノウハウがあります。昨日は、内部のメンバーが…

いま、ある取引先で、部門間で、「知恵とチカラ」をあわせられるように組織を変えていくお手伝いをしています。

一昨日、その一貫として、経営目標を見直す部門間会議のファシリテーターとしての支援を行いました。これは社長とともに、会議を設計し、私が直接ファシリテーターとして進行するという強力な介入でした。 結果は、確かに部門間で懸案になっていたような課題…

昨日は、ファシリテーション実践研究会で、ファシリテーターの実践コミュニティを開催しました。

実践コミュニティとは最新の「ナレッジマネジメント」の方法で、ある分野(ファシリテーター)の実践に携わっている人々が定期的に集い、直面する課題について検討を加え、互いの経験から知識を提供しあい、共有するという学び場です。(「コミュニティオブ…

昨日、チーム経営研究所で、ビジョンを共有するための1日集会がありました。

朝から集まり、いわゆる本当のKJ法で、180枚あまりのカードに記された、チーム経営についての断片の資料を整理していきました。 とても大変だったけれど、同じことを示しているカードを集め、それに表札をつける作業をしていると、チーム経営が目指すもの…

やはりドラッカーは、チーム経営の先生でした

ドラッカーの遺言 (講談社BIZ)作者: P.F.ドラッカー,窪田恭子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/01/20メディア: 単行本購入: 9人 クリック: 188回この商品を含むブログ (60件) を見る・有能なリーダーの特徴 1、やりたいことではなく、「何をする必要が…

取引先の治部社長に、「ドラッカーの遺言」をお借りして読んでいました。これってチーム経営の神髄がふくまれてますね!!

ドラッカーの遺言 (講談社BIZ)作者: P.F.ドラッカー,窪田恭子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/01/20メディア: 単行本購入: 9人 クリック: 188回この商品を含むブログ (60件) を見るまとめ・真にグローバル化を成し遂げたのは「情報」のみであること =…

9月末から予定していたファシリテーター養成講座が14名の定員一杯になりました。

こんなに早く定員になるなど、思ってもいなかったので、少し狼狽気味です。というのもまだ何件か問い合わせなどがあるからです。 せっかく来てくださるお客様をお断りはしたくないのですが、こちらのキャパシティもあるし・・・。定員をふやすべきか、講座を…

「ザ・ビジョン」のまとめの続きです。

ザ・ビジョン 進むべき道は見えているか作者: ケン・ブランチャード,ジェシー・ストーナー,田辺希久子出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2004/01/08メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 7人 クリック: 63回この商品を含むブログ (25件) を見る(2…

今日、ある取引先の社長さんから「何でもいえる」ようになると起きる逆機能についての質問を受けました。これはチーム経営を進める上でとても重要な点なので、書いておきたいと思います。

質問 (何でも言えるようになると)「徐々に、(メンバーが)積極的になんでも要望を言うことになるため、逆にこれが繰り返されることで、徐々に「会社に要望をたくさん伝えている。」という認識になります。そして、この「要望」に対して、会社が何も反応し…

昨日は、取引先で組織変革のイメージ合わせと、そのための具体的な会議の打ち合わせをしてきました。

この取引先では、すでに各部門ごとに相互学習型会議の導入が行われており、ファシリテーターができる人も何人かいます。 ただ、全社的な課題を、部門またがりの会議で「知恵とチカラ」を出し合うところまでに至っていません。そこで、経営目標の見直しについ…

引き続きビジョンについて学んでいます。

今はあのリーダーシップのSL理論で有名なブランチャードの「ザ・ビジョン」をまとめています。これによると、説得力あるビジョンを生み出すための3つの基本要素として、 1、有意義な目的 2、明確な価値観 3、未来のイメージ があります。そして目的とは…

今日は、取引先で経営会議の書記とファシリテーター補助を行ってきました。

今日はメインとして、この2か月立ててきた経営計画について、翌月からどのように各部門が目標数値を集計しこの会議にあげ、この会議がチェックを行うかを詰めました。各部門からの率直な意見が出て、当初ビジョンとして描いていた、各部門がある程度自律して…

昨日は、チーム経営研究所のチーム経営研究会がありました。テーマは「コンセンサス(合意形成)実習で気づく自己のコミュニケーション」です。

(チーム経営研究会について http://teamkeiei.com/modules/tinyd4/index.php?id=2) 意志決定は経営における重要な課題ですが、特にメンバーのコミットメントを高め、問題を創造的に価値決するには、「コンセンサス」が重要になります。これは全員が賛成と…

いま、集中的に経営理念、ビジョンについて学びを進めています。

今日は、吉田典生さんの「ビジョン・マッピング」を読んでまとめていました。ここでは、特に個人の奥底の価値観と、意欲を導き出し、それをチームや組織のものとして統合していくアプローチが紹介されています。ビジョンマッピング やる気を創る技術作者: 吉…

以前からコンフリクト(対立)の管理には「異常な」興味を持っていたのですが、最近良書を発見しました。

それは「交渉とミディエーション」という題で、裁判や争いに発展させることなく、争いごとを逆に創造的な問題解決と、個人の成長のための機会として活用しようという「協調的交渉」の流れを汲む本です。 実際、組織の中でも、「対立や葛藤」という形で表面化…

昨日は、ここ2カ月ばかり治部電機さんで支援してきた経営計画の発表会が開かれました。

長期の経営計画自体はすでに昨年度から作られていたのですが、よりメンバーに参画してもらい、知恵とチカラをあわせるために、今回単年度計画作成に私が関わったものです。 経営会議、プロジェクト会議、そして部門における目標設定の支援と、合計7回位、フ…

いま改めてビジョナリーカンパニーのまとめをしています。知恵とチカラをあわせるには不可欠だと思うからです。

少しまとめてみましたのでご紹介します。さっそくチーム経営研究所内でもやってみたいと思います!!ビジョナリーカンパニーの作り方1、会社の基本的価値観を箇条書きにする 5つ以上あると多すぎ2、時の試練に耐えられるようにする 「状況が変わって、こ…