自己概念

昨日は、定例のチーム経営研究会がありました。10人のメンバーが集まり「自己を知る〜自己を知り相手を知らば百戦危うからず」というお題で学びを進めました。

内容としてはまず、「あなたは誰ですか?」という問いに答える形で、20の「私は・・・」という文章を作りました。・自分の内面を書いた文章、外面的な事実を書いた文章がどれだけあったか ・自己開示がどれほどできたか ・自分の欠点、長所の割合 ・現実の…

問題は、今まで自分が<立派なリーダー>だと思ってきたのに、思いもかけない出来事例えば、「部下が言うことを聞いてくれない」事実が起きたときです。

健康なケースは、「ああ、自分も言うことを聞いてくれないときはあるのだな」と自己概念を修正し、部下への対応行動も修正していくでしょう。つまり、体験学習のサイクルに沿って学習していくのです。 しかし自己概念が<価値の条件>として働くケース、つま…

引き続き自己概念とチーム経営の関係を考えます。

1、自己概念の役割 判断・理解等日常の行動や他人とのコミュニケーションに影響します 例1 自分は取るに足らない者 ・知られたくない→他人と親しく話し合うこと、 自分の気持ちを率直に表現することできない ・自己の評価を下げたくない →他人から忠告を受…

それでは自己概念とは何なのでしょうか?

「自己意識」が、今ここの自分についてのイメージ、気づきであるのに対し「自己概念」とは、「自己意識を支える一貫した自分についての考え方・見方」であり、自分が何者であり、どこに属し、何ができ、また何ができないか、何に価値をおいているか、何を信…

智恵とチカラをあわせていくチーム経営には4つのレベルがあります。これは「場(プロセス)」に4つの種類があると言い換えてもいいのかもしれません。

それは具体的には (1)個人レベル 例 リーダー、ファシリテーターの自己概念のチェック (2)対人関係レベル 例 信頼を築くコミュニケーションスキル (3)グループレベル 相互学習型会議 例 会議ファシリテーション、促進的リーダーシップ、問題解決ス…

あの「EQ」の著者であるダニエル・ゴールマンが書いた「ビジネスEQ」に、「スター業績達成者は自分をよく知っている」というメロン大学の研究者の言葉が出てきます。

これには2つの側面があると思います。一つは自分についてよく知ると、自分のできないことは他者と協働してこなそうとするでしょう。これは課題解決には極めて重要です。第二に、他の人から自分への「フィードバック」をきちんと受け取り、言動を修正していく…