チーム経営

いま大阪産業創造館で専門家派遣の担当をしていますが、今度、知恵とチカラをあわせる会議づくりのお手伝いをします。

内容は下記のようなものです。いままで階層型の組織運営してきたものを少しチーム型を使えるように組織変革します。1、コンサルティング目標 (1)社員が自分で考え、動く自主性・能動性の養成(2)経営者の業務上の負担軽減のための人材育成(3)チーム…

今月からチーム経営研究会では「いい会社をつくろう!」をテーマにしていきます。

今日は、ある本当にいい組織を作っている歯医者さんのビデオを見て、「いい会社ってどんな会社なんだろう?」と皆で考えていきます。 楽しみです!

2009年の8月のチーム経営研究会で、「チーム経営的リーダーとは?」というお題で、皆で思いをわかちあいました。博野が編集し、まとめたのが下記です。こうしたリーダーは現代の経営において必要とされる役割を果たすことができると感じます。

(1)第一ステップ 「自分から始まる!〜自己への気づきと承認、自己一致」 チーム経営的リーダーは、自分の深い価値観に気づき、それを大事にします。また自分の感情やストレスに気づき、うまく取り扱うすべを知っています。そして自分を愛し、受け入れて…

チーム経営とは働く場所に「人が生き、成果が上がる職場」をつくること。

いま、組織は大きな経営環境の変化にさらされています。職場の中には多様な価値観、考え、知識を持った人々が増えています。そして環境変化に対応するため、職場や組織をこえて異なる価値観、考え方、知識を持つ他者と協働する必要が増しています。 こうした…

7月に兵庫県の県立病院の看護師さん60名ばかりに、研修をすることになっています。

いま、事前に送られてきた、参加メンバーからの「宿題」に目を通し、そのおかれた状況の苦しさ、ハードさを感じています。少しでもお役にたてたらと今日午前中の仕事が終わってから、彼らのニーズ・課題をポストイットに書きぬき、1人でKJ法でまとめていま…

今日はチーム経営のスタッフミーティングがあります。

いままでは、出資者、有給のスタッフのみでのミーティングでしたが、これから今まで講座、研究会の参加者だった人を交えてスタッフミーティングをしようと思っています。 今日は、チームのねらい、ビジョンの共有、期待のすりあわせなどをする予定です。どう…

共伸技研の加藤社長がラジオ関西のジャスト・フォー・ユーに出られました。

加藤さんがどのようにチーム的に組織を運営されたかが話されています。 心に残ったのは、働く人が生き生きしていないと、顧客に満足してもらえるサービス・製品が作られないという発言でした。 顧客第一主義というけれど、働く人がイヤイヤ働いているところ…

昨日は、事例発表会に来られたウレタンを作っておられる株式会社 立成化学工業所の畠中社長と個別面談を行っていました。

畠中さんは、企業経営を「お預かりしたもの」ととらえ、顧客にも、従業員さんにもそして経営者にもよりよい経営を求めておられました。 こうしたお話が出ると本当に心強いし、楽しい気持ちになります。感謝です!!<チーム経営 会員制度スタート http://tea…

今回の5月22日のイベントは多くの学びになりました。順不同で書いてみると

・事例をまとめていて、場が成長するのは、メンバーの頑張り(もしくは人知を超えた不思議な作用)であって、チーム経営スタッフの力量やスキルや知識で測れない部分があることが再認識できた。私たちも必ず場ができますなどとは言えない。・Tグループなど…

チーム経営の活動を模索し始めてから4年たち、本当に人と人とのかかわりを大事に組織・職場運営をしたいと願う人にとっての「橋」は一定程度かけれたのではと感じています。

ただ、この橋は「人」が支柱となる橋で、方法や理論、仕組みだけで構成できない橋です。同じ方法を使っても、担う人の価値観、考え方の根本が違うと橋にはなれません。 この4年、この橋をかけるのに他の事を差し置いて突っ走ってきましたが、いったん立ち止…

いま、南山大学の山口先生のもとでTグループを研究する研修生をしています。

昨日は久しぶりに名古屋にいって研究指導をうけてきました。またその後、山口先生に指導を受けている大学院生の論文計画発表のゼミがあり、のぞいてきました。 そこでもやはり自分の組織を活性化したいという看護師さんがいて、たまたま治部電機さんの事例を…

昨日は、チーム経営研究会でした。

治部電機の治部社長においでいただき、この2年間のチーム経営の取り組みの中で変わった点、よかったこと、苦労されたこと、いまの現状などをお話いただきました。 とても学びになりましたし、私も胸が熱くなりました。感謝です。 この事例は小冊子にまとめて…

日常の業務に追われていると、どうしても自分は何がしたかったのかを見忘れる時があります。

私もチーム経営の仕事を本格的に始めて4年目に入り、さまざまな経験の中で、いま改めて自分が何をしたかったのかを問い直しています。 こうした時役に立つのが、使命でしょう。 <チーム経営の使命> 人が一人ひとり大切にされ、その能力を伸ばし人間として…

いま、チーム経営の実践スクールの資料を作っています。

http://www.kyokai.jp/bs/facil.html この中で、ファシリテーションとは、改めて聴きあう場を作る、伝えあう場を作る、学びあう場を作ることだなと実感しています。難しいことではないのだけれど、これを阻む不信、自己肯定感の低さなどと闘っていかねばなり…

チーム経営では、継続的にチーム経営研究会を開いています。そこにはチーム経営をすすめるリーダーが集い、自分、コミュニケーション、組織の活性化について学んでいます。

そして、今回この会の会員である治部電機さんが2つも賞を受けられました。2008年度関西IT百撰優秀企業 受賞 http://it100sen.com/it100senslct/slct_2008.html平成20年度大阪市きらめき企業賞 受賞 http://www.city.osaka.jp/shimin/topics/090129.…

2009年チーム経営の公開講座「人が生き、成果があがる職場」を作るチーム経営実践スクールの趣意書です。

<以下趣意書> 大きな世界的な経営環境の変化の中、不況と雇用の危機とが報じられ、不安感が広がっているように見えます。しかし実際には、この不安感は、職場や地域において、人と人とのつながりが希薄になっていった時から、底流でうまれていたのではない…

昨日の続きです。

このように多様性が進み、同時に組織を通じて仕事をしていく必要がある時代に、異なる他者と自分とが、互いを殺すことなく、生かし合い、協働して成果を上げていく。 こうしたスキルを養成するには1、聴き、理解し合い、伝えて互いが生きる、成果が上がるや…

このごろチーム経営おいて重要な視点が2つあるように感じています。

ひとつは職場や、組織が知恵と力があわせられるものになることです。このためにはグループの成長によって聴き・伝え・支え合える関係が生まれ、その関係の上に組織や職場の成果があがるよう知恵と力をあわせられるプロセスを築いていく必要があります。 これ…

チーム経営を進めるには、まずLLCチーム経営の中でチーム経営を行う必要があります。

でも実際にはとても難しいことです。私の場合、「いうべき」と思っても、自分の枠組みからでてきた押し付けになる?とか、相手も苦しんでいるから、とか考えて言いたいことを伝えられないことが多いです。 しかし、言うことが、社会のため、顧客のため、相手…

おとといから昨日にかけて、チーム経営のビジョンの合宿がありました。

今回の合宿は、私が発言が少ないと指摘されましたが、皆の発言を聴いていて、(以下は全部その場でも発言しましたが)私の中では下記のような思いが湧いてきま した。以下、私の合宿の成果です。・<チーム経営とはなんなのか?> 「つながり、仲間、絆、結…

明日はチーム経営のパートナー会議です。今回は計画ではなく、みなで共有ビジョンを見たいと考えています。

<チーム経営の共有ビジョンをみんなで見る> ・鈴木・山岸さんと出会ってチーム経営の旗をあげて、丸3年がたちました。 ・LLPとしての活動を2年と少し、そしてLLCとしての活動を8か月です。 ・この間、たくさんの人たちと出会い、つながりの中で生…

エドガー・シャインという組織心理学者がダイアログについてまとめています。

プロセス・コンサルテーション―援助関係を築くこと作者: E.H.シャイン,エドガー・H・シャイン,稲葉元吉,尾川丈一出版社/メーカー: 白桃書房発売日: 2012/11/02メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 55回この商品を含むブログ (5件) を見る ご参考までに・対…

昨日はチーム経営のコンテンツ開発のミーティングでした。そこでダイアログを取り上げました。

「ダイアログ」はいま組織学習やファシリテーションの分野で注目されていることばです。ここでは普通の議論とは異なり、自分の1つの意見がどのような思考プロセスから生まれてくるのかに注意しつつ話し合いを行います。そしてそれを分かちあうことで、チーム…

いまチーム経営の研修のあり方を考えています。その中で重要なものがチーム学習です。

チーム学習は、組織学習の大家、センゲの唱える組織学習の5大要素の1つです。いくら個人の知識・能力が豊かでも、チームとして成果を上げるためには、課題解決のために、個人から意見を引き出し、創造的な解決策を導き、グループのよりよい意思決定につな…

チーム経営塾のコンテンツを作る中で人を生かして成果を上げる職場活性化のために必要とされる理論とスキルについて考えてみました。

≪人を生かして成果を上げる職場活性化のために必要とされる主な理論とは≫ 1.グループプロセスとグループダイナミクス(ファシリテーション)の理論 2、グループの成長の理論(ギブの4つの懸念の克服によるメンバーシップ向上) 3、効果的なコミュニケー…

いまチーム経営塾第二回目のテキストを作っています。

その中で人と職場が生きるグループプロセスについて考えました。≪人と職場が生きないグループプロセス≫ ・メンバーが受け身 ・感情は出せない ・率直に話し合えない、本音を言えない、聴いてくれないコミュニケーション ・グループ作業の目標、(中間)目標…

木曜日にある職場を訪ねるのですが、そこの方のニーズを聞いている内に、新たな小冊子が欲しくなり、今日は終日それを書いていました。下記はその一部です。

<人を生かして成果を上げる職場作りの手順>1.職場活性化のベースとなる会議・ミーティングのデザイン(1) 会議・ミーティングをベースに、職場を変える人を生かして成果をあげる職場を作るには、グループプロセス・ファシリテーションを効果的に職場に導…

昨日の続きです。一人ひとりのメンバーが自分の持ち味、知識、力を場に全力で出し切るスキルを身につけるには、体験学習法がふさわしいと思います。

課題をこなし、そこで生じた体験をふりかえる中で他のメンバーからフィードバックをもらい、自分の言動(出し方)が適切であったかどうか(自分が意図したとおりに影響を与えたのかどうか)を分析し、もしうまくいってなかったら、より良い出し方の仮説を立…

職場づくりに役立つ「メンバーシップ」とは何でしょうか?

「感受性訓練」のブラッドフォードによると(1)自分の持っている知識・スキル・ノウハウなどを用いて場に貢献すること (2)他のメンバーが(1)できるように支援すること 例 フィードバック =「自分」を最大限「出す」必要 です。これができれば、各メ…

≪「チーム経営」が求められる要因≫には下記があると思います

1、専門知識の高度化 多様な立場の、多様な知識を持つメンバーが、知恵とチカラをあわせる必要性の増大2、成果主義の弊害 役割を超えて助け合うインセンティブが薄れ、協力・信頼関係がなく、不機嫌な職場になっている 3、環境変化のスピードアップ 現場…