取引先の治部社長に、「ドラッカーの遺言」をお借りして読んでいました。これってチーム経営の神髄がふくまれてますね!!

ドラッカーの遺言 (講談社BIZ)

ドラッカーの遺言 (講談社BIZ)

まとめ

・真にグローバル化を成し遂げたのは「情報」のみであること
=英語が情報処理に不可欠であること
・金融はトランスナショナルであること
・インド、中国の台頭で、西洋中心の価値観は終わりを告げ、異なる価値観が併存する世界がやってくること(英語中心と価値観の多様化は面白いですね!!)
・日本はアジアとアメリカをつなぐ架け橋になるべきこと
・私たちは時代の変わり目にいること、その認識を持つこと
・この変化に意識的に対応すべきこと
・競争において意味があるのは「知識労働における生産性」のみであること
知識労働者の生産性を高くするには、チームに組み入れることが重要であること=専門知識は単独ではなく他人の知識と統合されることで初めて有効に働くから
 →これをいかにチームとして機能させるかが経営トップの課題
・問題重視型ではなく、機会重視型の思考を持て
・経営とは業務を遂行する行為=その目的は成果によって定義づけられる
・経営の本質を探るには次の問いにこたえよ
一、あなたの事業はなにか、何を達成しようとしているのか、何がほかの事業とことなるところなのか?
二、あなたの事業の成果をいかに定義するか
三、あなたのコア・コンピタンスは何か
=「どんな長所を生かし、何をすることで、どれだけの成果を上げるのか?」
・カリスマには不快感を抱け
・スーパー経営者などいらない=経営は組織のしもべ