昨日、一昨日と、スマイル(聖マーガレット生涯教育研究所)の体験学習法のリーダー研修にいってきました。

 そこで西田所長さんから、人間関係というのは、自分と他者のかかわりだけではなく、自分の自分自身との関わり、神や価値との関わり、自然との関わりなどで構成されるものであるということを学びました。例えば自然との関わり、価値とのかかわりが変わると、他者との関わりも変わると考えられます。

 同様に他者から人格的、そして対話によって意味を共有していく対話的関係に支えられる関わりを経験すると、自分は今度は他者に対しても同様に支援できるようになっていくこともわかりました。

 この中にチーム経営のあり方があるように思ったのです。私たちがまず、こうした関わりを築き、それを基盤にチーム経営を目指す人を、関係の中で支えていく。そうすれば、この人は自分の組織や他者に、チーム経営にむけて働きかける力を得るでしょう。

 このように支援的関わりの中で、組織のリーダーやメンバーを支え、彼らがチーム経営に向けて動くのを支援すること。これがチーム経営の目的であり、価値であるように感じています。