今日は、「人間関係トレーニング」からのまとめです。特にスタッフの立場については、思い当たる節がたくさんあります。もう一度ふりかえりのファシリテーションの在り方を見直したいと思っています。

1、ふりかえりの進め方
(1) ふりかえり用紙の利用
・一人で自分の体験した事を記入し、データとして言語化する。(他人としゃべらない)
これは提出しない。自分のためのもの。→正直にありのまま書くように
・実習したグループメンバーと体験をわかちあう。
=これにより一人ひとりが気づかなかった個人・グループの動きが明らかに=同じデータでも人によってとらえ方が違う。=自分と他人のとらえ方の違いを知る=体験の幅を広げる

 <進め方>
・参加者が慣れているケースは、メンバーが自由に進めてOK
・参加者が慣れていないケースは、最低、書いたことを一項目づつ全部伝え合う
・批判し合わずにまず聞いてみる
・グループの話し合いののち、スタッフがコメントする

注:ふりかえり用紙は実習の成果を左右する。実習のねらいと場の状況にあったふりかえりが必要。

(2) ふりかえり用紙を使用しないケース
・1グループにスタッフ1人=スタッフがふりかえりを進行
・実習のねらいになった質問をし、自由に開放的に話し合うことを援助する
=メンバー間のコミュニケーションを支援し、気付きをふかめる

2、 スタッフの立場
・どうしてもスタッフの意のままに引っ張りたい欲求がでてくる(特にチャンスを逃したくない!!)
・しかし「援助者に徹すること」が重要=気づかせることではなく、その人が気づいたとき成長する→グループに任せる