木曜日に、学びのデザイン勉強会というファシリテーターの方の学びの会に行ってきました。

 これはシチズンシップ共育企画というNPOが主催する学びの会で、ここの代表の川中大輔さんとは、昔からの知り合いです。

 http://homepage2.nifty.com/citizenship/

 この勉強会は、社会教育関係(環境、教育)などをフィールドとするファシリテーターの集いで、私たちとは少し領域が違うのですが、体験学習法を大事に学びを進める基本的な考え方は共通していると思っています。

 今回の勉強会ではある県の環境学習プログラムが、こうしたプログラムに理解の薄い上司の妨害に会いながら、(骨抜きにされそうになりながら)いかに体験学習のサイクルを大事に実行計画が練られていったかを担当者自らがお話下さいました。
 何回も企画書を書き換える過程で、だんだんと本当にすべきことが見えてこられたようで、その努力に頭が下がりました。行政は担当者の熱意次第で、本当に良い仕事ができるのだと感じました。

 こうした過程で、講師選定の仕方や行政の意思決定システムの特徴も垣間見ることができました。私も今ひとつ、国からの受託案件を抱えているので、こうしたところもとても参考になりました。