必要があって、いま「オフサイトミーティング」についてまとめています。とてもチーム経営的考え方なのですが、チーム経営の得意とする「いま、ここで」の風土をふりかえる手法を取り入れると、もっとよくなるのでは?と感じています。

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1、目的 
・組織風土改革=「牽制し合う人間関係」を「信頼し合い、相談しあえる人間関係」に変えていくこと
・組織が老化=「言っても無駄」「…しない方がいい」など自主規制がかかる
例 自分だけが言っても、正直者がバカを見る
→青臭い議論がない 「気楽にまじめな話が出ない」
・「気楽にまじめな話」をする意味=「思い」、「断片的でまとまりはないが、重要な情報」が出やすくなる→互いからの刺激で全体像が見えたり、問題が発見されたりする
・組織の中での情報流通のあり方を変え、組織を創造的な体質に変える
  =仕事の場とは異なる仲間の存在を実感する
・新しい人間関係作り 「言いだしっぺが損をしない」と思える人とのネットワーク
  =単発ではそこまでの力なし。その第一歩
・問題意識に刺激を与え、強めていく
  
2、オフサイトミーティング 「気楽にまじめな話をする場」の設定、運営方法
・最初は、問題意識を持つ人を中心に
・自己紹介をとても長く=日頃気付かない仲間の特徴を徹底的に知る=関係作り
・1日目=自己紹介 2日目=みんなでテーマを選んでディスカッション
 3日目=議論した内容の紹介や感想を共有
 =2日間じっくり時間をかけて気心が知れることがポイント
 =議論の前に心の枠をほぐす
ファシリテーターが問題提起役=「負の価値観、規範も努力をすれば前向きなものに変えられる」
=議論の入り口でどのような問題提起がなされるか?=なぜこれをやるのか?
 一、風土・体質とは何か
 二、これが老化するとどうなるか
 三、風土・体質を変えていくには
・こうあるべきという観念、形式の枠を取り払って、自由に気楽なスタイルで発散的議論を
・答えが用意されていない=価値観の押しつけをしない
・結論を出すことをノルマ化していない=発散を大事に
・決まったプログラムがない
・話しあうではなく「聞き合う」関係作り=場から知恵が出やすい状態に
・「コアネットワーク・変革する哲学」など共通の知識を前提として話し合いをする
3、 効果とフォローアップ
・同じような思いを持つ仲間がいるのだと気づく
・前向きに動き出した人をいかにバックアップするか
・管理職でバックアップする人を作る
この指とまれ方式の有志で集まる場づくり
・動きを妨げる「できない体質」に目を向ける
・自分の殻を壊す自己紹介
・一人ひとりが考え意思決定し自律的に動けるプロセスを作ること
・関係を変化させる「場」の体験=血の通った関係
・オフサイトミーティングは土壌の耕し=種子をまき肥料をやり世話をする
 一、種まき 影響力ある人間で手が挙がったところ
 二、複数の世話人がいる
・アフターフォロー
 一、これはと思う人との個別の対話
 二、情報誌の発行
 三、具体的テーマをもったミーティング