9月29日(土)に、ファシリテーター養成講座(秋季)の3日間コースの1日目が開講しました。いろいろな組織から集まった参加者14名とスタッフ4名で、共に学びを進めました。

 今回の特徴は、スタッフが事前にミーティングを持ち、講座全体で大事にしたいことを共有したことです。これは

「自由に感じたことを伝え合い、自ら場にかかわる体験をする。
1、場を感じる
2、場を促進(ファシリテート)する基本スキルを学ぶ
3、やってみる」

 というもので、これは体験―指摘―分析―仮説化という体験学習法のサイクルを意識しています。つまり自らが主体的にかかわり体験し、それをふりかえることで、ファシリテーターとしてのスキルをより深く身につけてほしいという願いが込められています。こうした場を作ろうという合意がスタッフでなされました。

 当日、会場の階を間違えてお知らせするミスから少し慌てましたが、無事スタートし、まず簡単に講座のねらいを説明したのち、ゆっくりと互いに知り合うワークを行いました。今の気持ち、自分の大事にしたいこと、自分のねらいを分かち合い、場は和んでいきます。

 次に「フラフープを運ぶ」というチームワークの必要な体験学習を行いました。これは一見簡単そうですが、きちんとチームで話し合いがなされていないと運ぶことができず、グループプロセスががとてもよくあらわれる作業です。これで楽しく実習をした後、場=グループプロセスとは何かを講義しました。そして今の場でどういう場が生まれていたのかを振り返りシートに記入し、時間をかけてふりかえりました。

 ここで昼食休憩です。