昨日まで3日間、山梨県のKEEP協会(清泉寮)で、中堀仁四郎先生を囲んでTAのアドバンスを学んできました。中堀先生は、リンクにもつけているHILの主宰者で、私のファシリテーションの先生でもあります。

 とてもゆっくりした進行で、まず自分のこれまでの人生の重要な出来事や人との関わりをふりかえり、それが今の自分にどのような影響を与えているのかを考えました。とても多くの人に支えられ、生かされている自分を実感しました。個人的には父との間の関係の否定的な面、肯定的な面に両方気づかされたのが印象的でした。
 また私が「人と人との間に橋を架ける」ということをミッションにしている理由も理解が出来ました。この中で、今のチーム経営研究所の仕事も、一つ一つ本当に人を大事にして、橋を架けれる仕事がしたいと決意を新たにしました。

 その後、「同一化」(自分はこの身体でも、感情でも、知性でもなく、それらを統合し導く意志であるという考え)のワークや個人で課題に取組みたい人のワークなどたくさんの自己に気づくことができました。

 TAに興味のある人は、南山大学公開講座で中堀先生が担当されるので、それをお奨めします。
http://www.nanzan-u.ac.jp/NINKAN/kokai/2007/taiken01.html

 この中で大事に思えたのは、先生がプログラムを次々に提供するのではなく、参加者一人ひとりが能動的に取組みたいという欲求を起こし、それに取組むという姿勢です。これが本当にファシリテートかもしれないなと心から感じました。