今回の5月22日のイベントは多くの学びになりました。順不同で書いてみると

・事例をまとめていて、場が成長するのは、メンバーの頑張り(もしくは人知を超えた不思議な作用)であって、チーム経営スタッフの力量やスキルや知識で測れない部分があることが再認識できた。私たちも必ず場ができますなどとは言えない。

・Tグループなどを学び、グループプロセス・ファシリテーションを理解した上で、自分の職場を活性化したい人に対しては、できうる限りの橋渡し(スキル・知識・手順の明文化)ができたように思う。これは大きな成果。

・またTグループなどは知らなくても、「三方よし」など人とのかかわりを心から大事に思っている経営者に対しても、それに向かう重要な橋渡し(スキル・知識・手順の明文化)ができていると感じる。

・こうした事例の発表は、聴いた人に「チーム経営をしたい」と思ってもらえる効果がある。マーケティングでいえば、経営者・リーダー層に「欲しい」と思ってもらえる。

・また身近な人がチーム経営に取り組んでいる姿は、これからやろうかと思う人に勇気を与えたようだ。素直に聴聴いていただける。

・ただ、経営者・リーダーの目から見ると、チーム経営=「会議のデザイン」などはすぐに理解できるが、根本の「ファシリテーション」の重要さ、難しさは理解しにくい。

・また、そこを売り込みすぎると引かれる。

・チーム経営に初めて触れる経営者たちとの価値観、コミュニケーションギャップは深く、橋はかかっていない。

・チーム経営を進めていくための本・冊子は、こうした経営者、リーダーには役に立たない。