昨日の続きです。一人ひとりのメンバーが自分の持ち味、知識、力を場に全力で出し切るスキルを身につけるには、体験学習法がふさわしいと思います。

 課題をこなし、そこで生じた体験をふりかえる中で他のメンバーからフィードバックをもらい、自分の言動(出し方)が適切であったかどうか(自分が意図したとおりに影響を与えたのかどうか)を分析し、もしうまくいってなかったら、より良い出し方の仮説を立て、試みる学び方です。


 メンバーシップを育てるのも一人ではできません。学びあえる、指摘し合える場が必要なのですね。こうした場が職場に生まれたら、「成長の循環」が起きて人と組織は伸びていくと考えられます。