おとといから昨日にかけて、チーム経営のビジョンの合宿がありました。

 今回の合宿は、私が発言が少ないと指摘されましたが、皆の発言を聴いていて、(以下は全部その場でも発言しましたが)私の中では下記のような思いが湧いてきま
した。以下、私の合宿の成果です。

・<チーム経営とはなんなのか?>

 「つながり、仲間、絆、結(ゆい)・・」などの言葉で代表されるチーム経営の理想を北極星とたとえるなら、チーム経営とは、その理想そのものを与えるのではなく、(そんなことは誰にもできはしません)一緒に北極星を指して、一緒に目指そうよというための集まりであり、少しでも星がよく見えるためのガイド的役割を果たすものではないか

・<チーム経営はいまどこにいるのか?>

 私たちは、今年一年さまざまな試行錯誤をしてきました。その中で、内部でいろいろチームとして働けるための取組をしてきたり、コンテンツを開発してきたり、外部で研修・コンサルティングの経験を積みました。

 そしてようやく、私たちは、職場の中の関係性の促進によって知恵とチカラをあわせることを支援する(北極星を指し示す)基礎的な力(コンテンツ、ファシリ能力、組織体制・・・)を身につけたように思います。

・<チーム経営は、これからどのようになろうとしているか>

 今後チーム経営に何が起ころうとしているかは、今回は十分見通すことはできませんでした。しかし、「職場の中の関係性を促進すれば、必然的に顧客や社会とのよりよい関係の促進を目指すビジョンを生み出していく」のではという見通しは持つことができました。
(逆にチーム経営のない職場では、個人の欲求やだましなどが横行しがちです。企業の不祥事を引き起こします)これは多くの組織、また今の社会でもっとも欠けているものなのではと感じています。こうしたつながりのビジョンを、チーム経営を通じて広げることで社会に影響を与えることができるのではと感じています。

<チーム経営の次の一年、何をするのか?>

 上記のような機能を果たすために、チーム経営が「生き延びること」がとても大事だと感じています。来年一年は、私たちが経済的な面からも一応暮らせる体制の構築が目標です。

 このために例えば業務執行委員会での仕事の進め方などいろいろな面で改善を加える必要があるのでしょう。

 30日に目標形成の会議を開きます。上記の見通しの中で生き残れる目標形成を目指したいと思います。

博野