昨日は、定例のチーム経営研究会がありました。10人のメンバーが集まり「自己を知る〜自己を知り相手を知らば百戦危うからず」というお題で学びを進めました。

 内容としてはまず、「あなたは誰ですか?」という問いに答える形で、20の「私は・・・」という文章を作りました。

・自分の内面を書いた文章、外面的な事実を書いた文章がどれだけあったか
・自己開示がどれほどできたか
・自分の欠点、長所の割合
・現実の自分と理想の自分の割合
などをチェックし、2人組になって分かち合いました。

 また、この検討の過程で、自分が自分に感じた肯定的側面と否定的側面を書きだしました。そしてその後、自分で否定的だと感じている側面を、ペアに方に良い面として言い換えてもらうワークを行いました。

 今回のポイントは以下です。
 自分との付き合いは一生のもの
 =好きでも嫌いでも自分を切り捨てることはできない
 自分は、「いつもゆらぐもの」
 =ありのままの自分をとらえようとする自分に価値がある
 ポジティブに自分をとらえよう
 =自己評価にはクセがある
  ・周囲の人に自分をほめてもらう、自分のいい面を見てもらおう。
  ・自尊心を持って自分のよいところをとらえよう。
 自己概念と経験が不一致になったケースは自己成長のチャンス
 =自己概念に適合しないと価値がない?=怒り、不安、落ち込み
  ・ありのままの自分をとらえるチャンスにし、その特徴を活かそう!

 参加されたメンバーの方の感想を記しておきます。

・自分自身を客観的に見ることができた
・自己概念はゆらぐ。今ある事象をありのままに受け入れることで、自分も成長できる。自分を厳しく見すぎているのではないか(会社社長)
・相手の内面に着目すること。相手の知られたくない内面には深くフィードバックしない方がよいのかも(会社専務)
・ゆらぎがあってよいのだと気づいた(会社社長)