明日はチーム経営の病院の組織活性化を考える会のミーティングがあります。

 病院におつとめの私たちの仲間にも入ってもらって、どうすれば「患者様のためにこうしたい!」という想いを形に変えられる組織を作れるかを考えます。

 前に「学習する病院組織」という本を紹介しましたが、そこのでている浜松聖隷病院の事例から組織活性化に必要な要素をKJ法でまとめてみました。以下はその概要です。

学習する病院組織―患者志向の構造化とリーダーシップ

学習する病院組織―患者志向の構造化とリーダーシップ


<リーダーシップ>
・トップのサーバントリーダーシップ
・トップのビジョナリーリーダーシップ 
 強い想い、理念〜10人中9人が反対しても患者様のためによいとおもったらやる
 ぶれない、ぴょんぴょん飛び上がるほどうれしくなる理念の共有化
・中堅のファシリテーター型リーダーシップ
<風土作りとスキル>
(1)上位階層の人たちの風土の共有
・理念のもとで対立を恐れずぶつかる 
・仲良しではないツーカー
(2)中堅への風土の浸透
・対話 看護を語る
・発言は力〜1人1人の意見を大事にする風土、違和感を言葉にする
・出発は意思〜一人一人がいつも自分にできることを考え自分たちで組織を変える
(3)自立 
・自分で自分を育てる風土 ・それを支援する〜ファシリテーター、講師を自分たちがする
(4)職種を超えて全体を見る
・経営についても考える  
PDCAなど管理も大事に