問題解決

問題解決はともすれば、直線的に考えられがちです。まず原因追究、対策の立案・・・。

しかし実際には、問題を追求するうちに別の問題に行きあたることは珍しくありません。問題とはその中に多くの問題を内包した複雑な構造をしており、従って問題解決も一直線にはいかないものなのです。 今日もあるクライアントでファシリテートをしましたが、…

昨日はチーム経営研究所のパートナー会議を行いました。今回はメインのワークショップとして、チーム経営とは何かについてビジョンの共有を行うことを目的としました。

その手法として川喜田二郎の「発想法」で紹介されている知恵と力を合わせる手法「KJ法ーAB型ー」でやってみようということで、まとめをしました。ご参考までに紹介しておきます。発想法―創造性開発のために (中公新書 (136))作者: 川喜田二郎出版社/メーカー…

現実の問題として、組織にはたくさんの課題があります。

従って、組織・グループの目標と優先的課題を明確化し、適切に意思決定し、グループやメンバーに仕事を担わせ、その解決のための手順などを示して効率的な成果を上げていく必要があります。これは<課題志向>の機能といってもよいでしょう。しかし、このよ…

 今日は、クライアント先の経営会議のファシリテートをしてきました。経営会議の議題を整理をして重要な案件に割ける時間を増やすことができるようになった初めての会議だったので、どんな風に進行するか、私もドキドキでした。

終わってみて、時間がオーバーし、みなが疲れたという反省点はあったけれど、今まで発言の少なかったメンバーが、不良是正のためのアイディア出しを積極的に行うような変化もあり、一定の成果が見られたのではと思っています。また、問題の定義と解決策の策…

 問題解決の本はたくさんあるけれど、最近私が一番、「あ、これや!」と思ったのは、「チームが絶対上手くいく法」の中にあった問題解決のためのルートマップです。

この手法では、問題解決は、問題の定義から解決まで、直線的には進まず、下記の領域をいったりきたりしつつ、解決されるものであるといっています。 「問題解決ってそんなに簡単じゃないよね」って思っていた私にはピッタリくるものでした。チームが絶対うま…