昨日は、ファシラボでした。今ファシラボでは社内や組織研修のプログラムを、6か月間を通じて自分たちで作り、実際にやってみるという実習プログラム(開発プロジェクト)を行っています。

 昨日はその3回目で「体験学習法による研修の作り方」を体験学習を体験しながら学びました。

以下はその資料です。ご参考までに。

(1) 体験学習法という学び方

 体験学習法とは、課題をこなし、そこで生じた体験をふりかえるをことで、自分の言動が適切であったか どうかを分析し、自ら新たな行動仮説を立て、試みる学び方です。

 この学び方は、過去の行動をふりかえり良かった点、改善点を分析し、さまざまな知識や・理論を考慮して自分自身で新たな行動 パターンを試し、成功した行動パターンを残し身につけていきます。

 こうした体験学習法では、ホウレンソウなどの課題について仮説を立てトライし、その良かった点・改善点をふりかえり、その中から成功したものを残すことで、より成果の上がる行動パターンを段階的に習得できます。

(2) 体験学習法による研修の作り方

1、大きな研修のねらいを作る
 
例 枠組みのことを知ってほしい

2、豊かな体験ができる場を創り出す

 ねらいにあった実習を選ぶ  例 流れ星

3、体験を内省し自らの課題を学習者が見出すよう促進

 ねらいにあったふりかえり用紙を準備する

4、仮説を立て新しい行動を獲得できるように支援(経験・知識・理論はここで活用される)

 体験を一般化できるように説明し、講義を行う