日曜日、プライベートでかかわっている大阪ボランティア協会の遊学亭で、東ティモールの独立運動とその後孤児院での支援を行っている方のお話を聞きました。
四国ほどの大きさもない東ティモールが独立を勝ち得たのは、97年のアジア通貨危機でスハルト体制が崩れ民主化が進んだのが大きな原因です。
しかし実は同じ立場にある地域は独立を成し遂げられませんでした。
その違いは2つ
1、国際社会、特に各国の市民活動団体を動かし、国連などに働きかける外交に長けていたこと
2、内がまとまりいつでも団結して独立を迎える準備ができていたこと
つまり東ティモールの独立運動指導者たちは、状況を悲観せず、風が来たらいつでも出航できるように、船を準備し、荷物を積み込み、船員を訓練してきたのです。
チーム経営というコンセプトもいまは東ティモールのように目立たないけれど、今後とても重要になる考え方だと思います。風が吹く日も近いような気がしています。準備が大事だと思います。