昨日は、大阪府中小企業家同友会早朝勉強会で「みんなの智恵とチカラをあわせる「場づくり」のコツ〜体験学習で知る「話し合いの場」運営のリーダーシップ〜の報告をしてきました。

 1時間弱と言うとても短い時間の中だし、朝ごはんを食べるということで、きちんとチーム経営のことを伝え、なおかつ体験学習なんかできるだろうかととても不安な気持ちで望みました。

 しかし、蓋を開けてみると、集まった15名の経営者などの参加者は、「学ぶ気満々」で、耳をそばだてて聞き、体験学習にもものすごく意欲的に取組んでくれました。

 今回の実習では、ファシリテーターの役割を「進行役」「聞き役・促し役」「ムードメーカー役」などに分けて、一人ひとりがその役割を担い、コンセンサスを取るという体験をしたのですが、後で自分たちでやってみるために、この実習で使った「役割カード」を集め、みんなでわかちあうほどの熱の入りようでした。

 15名の参加者の三分の二以上が満足度を満点の6点にしてくれ、残りも6段階評価の5ということで、座長からも「とてもよい報告だった」とほめていただきましたが、私のほうからすると、体験学習は参加者主体の学びであり、彼らの学ぶ気持ちが強いほど、よい研修になることを再確認する場となりました。感謝です。

 受講者の方のコメントの抜粋です。

・メンバーの役割が会議を進行させることができた。目的意識を持って会議を作り上げる必要性に気づいた。多人数の会議に使えると思う。

・責任感を持ってのぞめた。各自の役割があると、会議にダラダラしたところがなくなる。ファシリテーターの役割に気づいた。

・同友会のテーブル長でのテーブル討論の進め方の参考になった。