最近、もめごとや葛藤の中に置かれた人間の生き様に、心が惹かれています。昨日も藤沢周平原作の時代劇映画を見ていたのですが、激動する時代の中で、藩の不条理な要求によって葛藤状態に陥った武士の姿に共感を覚えました。

 もめごとや葛藤は、私たちの表面的な仮面を引き剥がし、生身とも言えるその人本来の性質を浮かび上がらせるのかもしれません。また同時にこのことは、もめごとや葛藤を解決するということの意味のついても考えさせてくれます。

 こうしたもめごとへ対する姿勢は、「チーム経営」に関連するところがあるように感じています。

 少しいろいろな混乱の時代の中に生きた、さまざまな人物についての本を読んでみたいと考えている今日この頃です。

 PS 実は私は大の藤沢周平のファンです。

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