今回のラボラトリー勉強会の課題図書はパールズの「ゲシュタルト療法」です。

 私自身は病の人を治療する心理療法そのものには特別な興味を抱いていませんが、健康な人にもある心理的な動きはラボラトリーで必要であると感じています。

 ゲシュタルト心理学でもまた「いま、ここ」を大切にするようです。過去のトラウマを掘り起こすのではなく、「いま、ここ」で自分や他者についての「気づき」を増やしていくことで、自分自身をサポートする力を身につけていくという考え方です。

 これはラボラトリーにも通じるところがあるなあと感じています。

ゲシュタルト療法―その理論と実際

ゲシュタルト療法―その理論と実際