坂口先生とお話しした中で、印象に残っているもう1つが本質と方法の区別が出来ないという部分です。

 私たちは何かの教育プログラムを実施する際、教育目的(哲学)と方法を区分けして考えがちですが、実際には例えば体験学習では体験からの学びのサイクル自体が螺旋状にある種の目的に向かう性質をもっているように思えます。この辺りはデューイも口を酸っぱくして述べています。

 方法と哲学(本質)を一体化した形で習得し、伝えていくことがラボラトリーの継承の場合は特に大事だと感じています。