いま、ボランティアスタッフとともに、この春社会人になる人向けの講座を企画しています。

 昨日はみなで、上司からのフィードバックの受け取り方についての実習を作りやってみました。今までの研修では、たとえば「I メッセージで伝えることが大事」という伝えるほうの研修が中心でした。

 でも上司が皆気を使って「I メッセージ」で伝えてくれるわけではありません。むしろ決めつめたり、評価したりする形で伝えられるほうが圧倒的に多いと思います。

 こうした時、全面否定されたように思わず、限定的に受け取りながら、どの事実から上司がそう感じているのかを聞き出し、自分の成長につなげる「スキル」を身につけることは、これから職場に入る人にとっては極めて重要だと思います。

 実際、実習をつくってやってみると、いろいろな気づきがあり、それをお互いにフィードバックし合う中で、ボランティアスタッフの成長も見られます。

 私自身これは全くのボランティアで行っていますが、やるかいがあるなあと感じています。