土曜日、日曜日とファシリテーション中級講座をしていました。

 2日目は恒例のファシリテーターロールプレイですが、今回はある参加者がメンバーからふりかえり時に「誘導されているように感じた」というフィードバックをもらい、自分の会議運営の在り方に改めて気づくという出来事がありました。

 よく考えてみると他人にこうしたフィードバックをすること、されることというのは日常の生活ではほとんでないでしょう。しかし、言わないだけでどこかで感じ、「あの人はあんな人やから」と切って距離をとって関係を結んでいます。これでは人としての成長も場の成長もあり得ません。

 しかし、こうしたフィードバックが自由になされると、今度は「また悪い癖でてんで!」で自分も気づき会議もよくなるような風土が生まれてきます。

 フィードバックの力は大きいなあと思います。これができる場作りこそファシリテーターの役割と感じています。