いま、前に中野民夫さんに紹介された「微笑みを生きる」(ティクナットハン著)という本を読んでいます。

 これは仏教者の立場から、心の中の平和=微笑みを獲得してはじめて、社会に平和をもたらせると説く、ティクナットハンの教えです。

 確かに自分自身が平和でないのに、場に平和をもたらすことはできません。ファシリテーターも場に奉仕し、場を一人一人が尊重され生かされ、知恵と力を合わせるものへと促進するためには、まず、自分自身の心を平和に保つことが必要なのかもしれません。

 2月のTグループでは、この本から学んだ1つの詩をくちずさんで、ファシリテーターを務めました。

 息を吸って、私は静か。

 息を吐いて、私は微笑む。

 いま・ここに生きることこそが

 私にとってすばらしいひととき

微笑みを生きる―“気づき”の瞑想と実践

微笑みを生きる―“気づき”の瞑想と実践

  • 作者: ティク・ナットハン,アーノルドコトゥラー,Thich Nhat Hanh,Arnold Kotler,池田久代
  • 出版社/メーカー: 春秋社
  • 発売日: 2002/02
  • メディア: 単行本
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