ミッションを本当に活かすとき、組織にどのようなメリットがあるのでしょうか?

ミッションを共有することは、人と組織が生きる職場づくりを進める上で不可欠の要素です。これは次の要因があるからです。

1、真に普遍的価値を持つミッション(使命)は、メンバーに「何のため」に働くかの明確な意識をもたらす。また個人的利益を超えたものに役立ちたいという人間のエネルギーを引き出す。

2、ミッションを共有することで、メンバーは、社長などの人に仕えることから、ミッションに仕えることになる。このためミッションのためなら権威を持つ人にでも必要なことは伝え切れるようになりやすい

3、同様に、ミッションに向かうという大義があれば、今までとは違うやり方、商品、考え方が受け入れやすくなり、メンバーの自立性を高め、組織の変化に対応する能力が高まる。

4、権限委譲が容易になる。ミッションが意思決定の基準になる。

5、ミッションが明確だと、採用の際から同じ理念・価値観を持った人材を集めやすく、個人と組織の価値観の葛藤が起こりにくい。つまりチーム経営が実現しやすい。

6、ビジョンを形成しやすくなる。つまりこのミッションを実現するためには、誰に何をどのように提供すべきなのかの将来イメージが作りやすくなる

7、上記は、ギブの4つの懸念の受容懸念、目標形成懸念、社会的統制懸念の克服をしやすくする効果を持つので、知恵と力を合わせる職場を形成しやすくする。

 ミッションって大事ですね!!