明日はチーム経営の体験説明会です。改めてこうした場で何を知ってほしいのかを考えてみました。

(1)多くの人に、信頼関係に基づく知恵とチカラをあわせ成果を上げる職場=一人ひとりが生きる職場という理想像が実現可能であることを知ってもらう

(2)(1)のためのスキルとしてグループプロセス・ファシリテーションと体験学習法による場の成長サイクルがあることを知ってもらう

(3)チーム経営とは、(1)を目指す人々の相互学習・相互支援ネットワーク組織であることを知ってもらう

(4)グループプロセス・ファシリテーションと体験学習法(できれば相互支援・学習のやり方)を体験する

(5)チーム経営の支援方法と支援の指針を知り、ほしい・やりたいと思ってもらう

<支援方法>
?職場のサポートプログラム
・グループプロセス・ファシリテーションをチーム経営スタッフが提供
・自分たちが(1)の職場を自分自身で作れるようになるように支援

?育成
・(1)の職場を作れるリーダー、ファシリテーター、メンバーを育成する

?相互学習・相互支援のコミュニティ
・(1)を目指す人々を支える相互支援・相互学習のコミュニティ

<支援の指針>
?チーム経営スタッフは、上記理想像に向けて、ファシリテート機能を提供する。しかし、実際にどのような職場を作り上げるかは、職場の人々の自己選択と合意形成に任せる

?チーム経営スタッフのファシリテートは、当初は場づくりに向けてが、中心となるが、徐々に、自分たちで場を成長させ、維持する筋道を立てられるように支援の重点を移行する(クライアントの自律と自主性を重んじる)

?そのためには、プロセスのデータを重視し、いろいろな切り口からの意見を重視し、合意形成による職場の標準の決定を重視し、体験学習法のサイクルを自分たちで回せる体制作りを支援する=メンバーが実践者でもあり、学ぶ人でもあり、研究者でもある状況作りを支援する