今日、青山学院の樋田先生に薦められたPHP研究所からでているジェームス・ハンターの「サーバント・リーダーシップ」を読了しました。

 チーム経営におけるリーダーシップは、これまでのような「おれについてこい」的リーダーシップではありません。
 ミッションの共有、権限委譲、対話的な相談という形でメンバーが自分で考え行動できる体制を築き、何かあればみんなで課題を一緒に考え解決していくような人間関係とチームワークを促進していくリーダーシップなのです。

 それは、まさにメンバーの仕事を下支えするリーダーシップ、つまりメンバーやそれを通じて顧客・社会に奉仕するリーダーシップなのだと思います。

 それにしてもこうした「しんどい」本がアメリカでは流行しており、専門のコンサルタントまでいるなんて、世の中も変わりつつあるのでしょうか。希望が持てますね。

 この本はいま、売っていないようです。なぜだろう?惜しいなあ。

 でも私も大学院で教えてもらった金井先生が「サーバント・リーダーシップ入門」を出しておられます。これもさっそく読んでみよう!!

サーバント・リーダーシップ入門

サーバント・リーダーシップ入門