今日は、木曜日のチーム経営研究会の準備をしていました。テーマは感情の取扱いです。

 感情は私たちにとって自然なものですが、どうしてもビジネス場面では抑圧したり、否定されたりしがちです。しかし、それは結局、底流で私たちのコミュニケーションに悪影響を与え、仕事の成果を下げてしまいます。

 感情を否定したり、感情に振り回されることなく、「感情を支配すること」、これがチーム経営には不可欠です。これがあって、メンバーとの信頼関係や自己のよりよい発見が可能になるからです。

 感情を支配するポイントは、その感情が誰のものでもない、自分のものであり、その感情と表現の方法に自分で責任を持つことです。より具体的には次のようなステップが考えられます。


1、感情を意識化する
 今の自分の中に起こっている感情や気持ちに注意してみる
2、感情や気持ちに名称をつける
 うれしいとか、悲しいとかの名称をつけることによって、自分の感情が明確になる
3、感情の要因や背景を考えてみる
 どのようにして、その感情を持つようになったかを確かめることで、自分の感情に自分で責任を持てるようになる
4、感情を抑えない
 よい悪いで判断しないで、自分の中に起こっている感情をありのままに受け入れる=否定的感情も自分の一部
5、感情の取り扱い方を考える
 自分の感情のよい悪いは、感情の取り扱い方で決まってくるので、自分の感情や気持ちをどのように表現するか、行動するかを考える
(出所 スマイル 長尾文雄先生資料)

チーム経営研究会のご案内は、
http://teamkeiei.com/modules/eguide/event.php?eid=25