10年ほど前に大阪ボランティア協会が主催していた「市民プロデューサー養成講座」のスタッフをしていたことがある。

 これは市民社会の創造のために市民活動を立ち上げる人たちのためのプロデュースを支援する講座であった。

 そこで言葉工房を主宰されていた故吐山継彦さんとであったが、ライターとしての彼の、新たな情報へのアンテナや言葉のセンスは素晴らしく、私もずいぶんと影響を受けた。ラボラトリーの活動にも関連している。

 残念ながら昨年、吐山さんは亡くなられたが、先日その当時のスタッフと集まる機会があり、そんな吐山さんが中心に出していたメルマガ「市民プロデューサー通信」
http://www.mag2.com/m/0000059597.html

 から抜粋して冊子を作ろうということになった。1人10ずつ最もよいと思うものを選び編集して冊子化するのである。

 今回見直してみて、私自身もう一度大切にしたいと感じるコンセプトがあった。ちなみに私の10選のタイトルは次のようなものである。

1、「融合のマジックって、なあに?」
2、(32)掛け替えの無さについて
3、(56)「市民としてのスタイル」十か条
4、(79)「如何なる場合にも平気で生きて居る事」
5、(96)「市民プロデューサー」再考
6、(122)「矢祭町の奇跡」
7、(129)「ちと用ありてあの世へ」
8、(136)(137)「もう一つの民意の回路」
9、(159)これからどうする??福島第一原発事故以降のこと
10、(165)議論(話し合い)の歴史

 興味のある方は来年3月には冊子になっているので、ご連絡いただければお分けできると思う。