昨日はある取引先で会議を支援していました。

 この会議では目標に対するPDCAを回すとともに、部門間の業務上の課題を皆で知恵と力をあわせて解決していくことを目的としています。

 会議は半年過ぎたあたりから徐々に皆で課題をつぶせるようになってきています。しかしたとえばまだPDCAのチェックについて資料をそろえて評価基準を決めて報告し、次回までの計画提案ができる水準ではありません。

 昨日はリーダーがこんなことではPDCAを回せない!と強く場に投げかけられました。メンバーの中には少しプレッシャーに感じた方もおられたようです。しかしリーダーがより高い水準で知恵と力をあわそうよ!とメンバーを鼓舞することはとても重要な役割があると思います。とくに仲が良くなると、きびしい事が言いにくくなる「なれあい」の規範が生じがちです。

 この規範を打ち破り、もう一歩上を目指すリーダーの厳しさはとても大事だと感じました。