木曜日にあるクライアントのもとで会議を支援しました。

 今回は、リーダーに対し、あるチームの優秀なメンバーが感情的な反発を持っていて、いろいろな件で「もっと方向性をしめしてほしい」「これはどうなっているのか」などを聞いてくるという状況がありました。

 会議の中では確かに互いの枠組みの違いがあって、対立の原因になっていることはわかりましたが、本質的にはリーダーに十分に見てもらっていないことが原因なのではと感じました。

 そのリーダーは2つのチームを見ていて、1つに8割以上の力を注ぎ、このチームにはほとんど目を向けていなかったのです。今回リーダーシップにおいても、ファシリテーションにおいても、「心をよせ、注意を払って、目を向け、聴くこと」がこうした対立を建設的に解消する重要なポイントであることを再確認しました。