ファシリテーター養成講座では、最後に少し時間をとって自分が学んだことを整理します。

 前回の講座で出た学びの内容を書いておきます。改めてみても感じるものがありますね。

■この講座はあなたにとって、どんな意味がありましたか?

・実際にやることによって、身についたことがあるので、知識を行動レベルに変える意味があった。
・立場や環境(職場)、年齢の違う方々と直に接し、自らのこと、他者のことをより深く感じ取れた。
・私事で体調を崩しているなかで3日間の研修の全てに参加できたことは「ファシリテーション」を今後学ぶ強い意志になった。
・今まで、見よう見まねでした。ファシリテーターの役割、手法について体系的に学んだのが有効だった。ファシリテーターの方法がふくらんだ。
・色々な人とコミュニケーションが取れた。異業種の人達と色々な話ができたのは、大きな成果
・FBの重要性
ファシリテーションの体感。3日間という時間をかけて体験できたことは、今後の言動、与える与える影響に左右する。
・(会社としての目的)この講座の様子把握→達成。ぜひ導入を検討したい。
・(個人としての目的)ファシリスキルの向上→ロールプレイ中心でフィードバックを受けれて良かった。
・「会社を変える、そのために会議を変える、その前に自分を変える」初めの目的に対しては変わるところはない。
・非常に学びになった。会議の時にどのような影響を与えているか実感した。
・会議の中で、ファシリテーターが意識して役割を演じることで、みんなの意見が活発に出されて、いい話し合いが出来ることがわかりましたので、いろんな会議に出た際に意識して役割を演じたいと思いました。
・これまで、会議や研修の司会をしてきたが、司会とファシリテーターの違いがわかった。
・自由で安心できる場、真剣に議論できる場を作ることから、生産性の高い会議となることがわかった。
・看護、医療の世界にどっぷりとひたった生活なので、他職種の人と交流できて新鮮でたのしかった。視野を広げたいと思った。
・すべてに対する意識が変わった。
・こうすれば→こうなるを意識することで行動変革につながる。1つやると効果が出て、いろんなことにチャレンジしたくなる。
・今まで受身だったことも、自分が変わって変えられると気づく→能動的になる 自信がついた。
 (自分が漠然と描いてたことはまちがってなかった)


■あなたが気づいたこと、学んだことは何ですか?

・いろんな役割があって、人と分担できる。
・聞くことの大切さ
・自分の我のつよさはおさえたい。
ファシリテーションが会議以外の場所でもできるコト
・それぞれが気づかずにかけている「物の見方」というメガネの存在に自らを含めて気づかされた。
ファシリテーションの基本であるチェクイン/フィードバックの大切さを再認識した。
・個と個ではなく、その関係性の大切さを学び、場を感じる力を学んだ。
ファシリテーターとリーダーの違いについて気づいた。ファシリテーターを任されたのはリーダーを任されたのではない。
・自分のファシリテーターがおちいりがちな傾向(時間を気にする、テンポが早い)
・組織による会議の目的の違い ex. 会社(時間重視)とNPO(合意重視) 
・自分が自分に課していた余計なものに気づいた
・メンバーを信頼する(部下育成にもつながる)
・待つことの重要性
・合意形成の重要性
・今まで認識していなかったことの気づき(雰囲気、ボディラングウッジ、声こもり−聞こえにくい、聞き逃し)
・場に対する気遣い、アクション
・会議を変えるのは、システム・プロセスがやはり大切。場を作れば、参加者の意識が変わり、人は変わる。多くのセミナー参加者が変わって行ったのを直に見ることが出来て、自信が高まった。自身はメンターとしての役目を出来る域、年令となったことが確認できた。
ファシリテーションの難しさ、さらには場に与える影響力。
・会議もファシリテーターがいる場合といない場合の進行の違い
ファシリテーターとして役割を演じた際、自分の中に「これは無理だろう」とか「そこはやれないでおこう」という部分があって、そこをさけてきたが故に問題も見えなくなるし、相手の意見をうまく受けとめられないんだということに気がつきました。深みについていけないという恐れ、解決できないだろうという思いを横において「わからない」ことを「わからない」と言ってメンバーの力をかりることで、みんなで問題解決に向けて取り組めるということをしたいと思います。
・自分と意見の近い人は、重要視する。価値観の違う人にはあゆみよらない。他人のまま。
・自己中心的で、会議をコントロールしようとする自分がいた。
・想いもよらない発想や意見をきき、他人を理解していくことを意識的にしていこうと思った。
・意識的にファシリテーターすることで、これまでやっていた研修会や会議が、「楽しい」と言ってもらえた。ポストイットはおとなしい人を参加させるのに効果的であった。
・素直な気持ち(知らないことがはずかしい、わからないことがバレたくない、という余分な気持ちをのぞいて)でファシリテーションすると、みんなの心の壁がとっぱらわれる。お互いの認識や価値観のズレを認めながら話すことで、よりよい場づくりができる。


■学んだことをどのように活かしますか(3ヵ月後の自分に向けて)

・自分の職場の人にアウトプットして、かえていく。
・会議をたのしく。
・自らの人生のファシリテーション。日常生活レベル(家族、友人関係、恋愛相談&自分の恋愛)にまで、ファシリテーションの技法を取り入れ落とし込み、それを様々な「場」で試し、フィードバックを得る。
・参加者の意見のまとめ方がより効果的になる。社長の意見(協議型)と対立した時の対処がスムーズになる。
・博野先生不在でMR会議を(準備会議を含めて)開催できる。
・同じ職位の人間達の間で浸透させる。
・会議体においてファシリテーターが居る、機能する状態を作る。
・継続して実践を積んでいく
・会議準備への配分を増やす。
・この分野に関する勉強
・行動することに、ためらいや不信を殺すための体験を得た。人は必ず変わる。そのためには、その人が変わりたいという気持ちを確かめた後に、指摘してあげることをためらってはいけない。人間関係はこわれない。
・来週に会社の合しゅくがあるので、ちょっとしたことでも場に影響を与えてみたい。その他の会議でも、少しずつ役割をこなしたい。
・自分の関係する会議で学びを用いることと、この学びをどう他のスタッフに伝えていくかは課題です。
・まずは、自部署のリーダ研修、リスクマネージメント会議で、ファシリテーターと板書をやってみます。
・次に主任会議をかえていきたいと思います。
・より会議について学びながら、日々改新、改善をはかりたい。他のチームのメンバーにもグループでつくりあげる大切さ、楽しさを感じ取ってもらえるようにしていきたい。→その空気を社内にどんどん広げていきたい。どんどん磨いていきたい。社内研修できるぐらいになりたい。