チーム経営では、人が人として大事にされる経営、同時に組織成果があがる経営を目指しています。

 この時、大事にしているのが、知恵とチカラをあわせるファシリテーションによる「場」づくり
・自由で守られた場の促進
・真剣に目標に向かって話し合える場の促進

です。この場が作られたら、一人ひとりの能力が発揮され、グループの成果も上がりますね。会議の活性化、問題解決力アップなどは、この場づくりで自然にできるようになります。

 そして次にこうした場をどこに作るかのデザインをしていく必要があります。代表的なものに
・方向性(経営理念、ビジョン、戦略、目標)の共有の場
・複雑な相互依存の中での協力関係構築のための場
・自律的に動ける部下の育成・サポートのための場
を作る方法があります。これによって、いわゆる逆ピラミッド型の組織が生まれ、「組織学習」が進むと考えられます。