今日は、チーム経営研究会です。今日のお題は「ビジョン リーダーの価値観と組織の価値観」です。
ミッションやビジョンを共有することが、チーム経営で大事なことは言うまでもないのですが、そこには、リーダーの個人の持つビジョンが大きくかかわってきます。
<リーダー個人の価値観・目的の組織の方向性に及ぼす意味>
(1)組織の深遠で崇高な「目的」、すなわち社員の意欲をかきたて、やる気を起こさせるような「有意義な目的」の源泉となる
(2)組織とリーダーの価値観の一致を促進(これが不一致だとみんなには伝わらない)
(3)あらゆる瞬間にビジョンを実践することを可能に!=ビジョン共有が容易に
→リーダーが自分が本気で信じられる目的・価値観などを明確にする必要
このようにリーダーの価値観は大事なのですが、価値観であれば何でもいいというわけではないようです。
「7つの習慣」のコヴィーは次のように勧めています。
1、ポイント
揺れ動くものを自分の中心におかず「原則」を中心に置く
2、揺れ動くもの
(例)・お金 ・所有物 ・妻、夫、家族 ・仕事 ・遊び ・友人 ・敵 ・自己
<これらを中心に>
・自分の安定性、方向性、知恵、力が中心に左右される→不安定に
・多くの人が引き付けられるものとならない
3、原則=人間の普遍的な意識、良心に属する自然的法則
(例)・正義の土台となる公正さ・奉仕、貢献 ・忍耐、犠牲、勇気
<これらを中心に>
・自分自身の揺れがない=原則は普遍的
・多くの人々をひきつける
こうした原則的価値にリーダーが奉仕しようとするとき、多くの人々を引き付ける組織も作られるのでしょうか。難しいことですね!!でもワクワクもします。
- 作者: スティーブン・R.コヴィー,Stephen R. Covey,ジェームススキナー,川西茂
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