智恵とチカラをあわせる<チーム経営>の実現のためには、まず、<知恵とチカラをあわせる場>を組織の土台として築く必要があります。

 そしてこの<場>を生かし、?メンバー間で組織の方向性を共有する場?メンバー同士が協力して課題解決できる場?支えるリーダーシップを発揮する場を作っていきます。
この結果として、環境や顧客の変化にメンバーが自律的に対応しつつ、互いの密なる協力の下、課題を創造的に解決できる経営が実現します。

 つまりチーム経営実現のステップは以下のようになります。

1、知恵とチカラをあわせる「場」づくり、場づくりができるスキルの習得
・自由で守られた場 ・真剣に目標に向かって話し合える場づくり

2、チーム経営の実施
(1)方向性を共有する場づくり
・ビジョン(組織の目的、価値観、イメージ)の共有
・戦略、経営計画の策定と共有
(2)協力して課題解決できる場づくり
・分業(専門化)の壁を越えた課題の明確化と問題解決
・上司―部下、メンバー間、顧客・仕入先との互いの期待・目標・仕事の仕方のすり合わせ
・会議の課題解決力の向上
(3)支えるリーダーシップを発揮する場づくり
・社員が勝利(目標を達成)できる支援の場

 これによって命令・報告型経営モデルからチーム経営モデルへと移行が可能になります。やはりポイントは「知恵とチカラをあわせる場」をいかに作るかなのですね!!