昨日は、今年最後のチーム経営研究会を行いました。

 今回は、相互にインタビューし、他のメンバーの思いを傾聴し、その人の代わりにまとめてあげる「他己紹介」という手法を使ってワークを進めました。

 やはり自分で考えるのではなく、他の人に聞いてもらい、傾聴してもらうと、とても頭の中が整理されることがわかります。忙しい中で、自分や組織を振り返ることがなかなかできないリーダーにはとても必要な作業だと感じました。

 もう一つこうしたワークを行う際には、「発問」の内容が大事です。中野民夫さんも言っていましたが、何を問うかによって、メンバーが自分に向き合う姿勢や態度が変わります。場を見て、メンバーを見て最も適切な発問を行うのはとても難しいけれど、ファシリテーターの重要な役割と感じます。

 今回は次の発問にしました。ご参考までに。

過去のふりかえりと学びの整理 相互にインタビューする(1)
あなたがチーム経営(チーム経営研究会、チーム経営研究所)にかかわろうと思ったきっかけ、理由は何ですか?

チーム経営(チーム経営研究会、チーム経営研究所)に関わる中で、心に残っている学び、自分や自分の組織に生じた出来事は?


将来の理想と課題の整理 相互にインタビューする(2)
あなたは将来、自分の組織をどのような姿にしたいですか?また自分はどのようなリーダーになりたいですか?


組織や自分を理想の姿に近づけるため、これから取り組んでみようと思う課題(組織の、または個人の)は何ですか?