今日は、アドバイザーとして関わっているある専門学校のミーティングに出てきました。そこでも3学年がそろい、スタッフの数が増えたことにより、従来の組織運営ではいろいろな問題がうまく回らないことが生じています。

 こうした時、リーダーは役割分担をしているのに、メンバーが協力的・自律的でないとか、ミッションがわかっていないのではとメンバーに不信感を抱きがちです。しかし、実際には業務上、情報がリーダーに集中しているため、メンバーが自律的に動けない状態になっていることが多いのです。

 この学校では夏休みに現状の業務遂行上の課題を出し合い、業務を棚卸し、どのような課題を、どこの会議で共有していくのか、そして各リーダーの役割について、本音で話し合う会議を持つことになりました。これは実質的なチーム作りとなるでしょう。しんどいけれど、楽しみです。特にミッションに共鳴できる学校だけに、うまくいくお手伝いをしなくてはと思っています。