今週土曜日に、長尾先生のご自宅で坂口順治先生とお話しする時間を持つ予定です。

 先生は、ラボラトリーが衰退した理由として、その方法だけを重視し教育哲学をおろそかにしたことを考えておられるようです。

 本当にラボラトリーを展開するには「私たちは何をしているのか」を徹底的に考え抜くことが重要と感じます。なぜならラボラトリーの方法は、自然とその方向へと私たちを導くからです。つまり方法と本質は切り離せないのです。

 本質の追究なしに方法を使うことは、自分で何をしているかわからずに、メンバーに何かに影響を与えてしまうことになりかねないと感じています。